うまんちゅしゃべり場2025の開催について
2025年10月25日(土)、沖縄県うるま市で「うまんちゅしゃべり場」が開催されます。このイベントは、子どもや若者と大人が意見を交換し合う対話型ワークショップで、地域の施策に子どもの声を反映することを目的としています。これまでは、参加者が安心して発言できる環境を大切にするため、報道取材は受け付けていませんでした。しかし、今の社会で「子どもの声を聴く重要性」がますます求められる中、初めてメディアにも取材の機会を提供することとなりました。
開催概要
「うまんちゅしゃべり場2025」のメインテーマは「自分たちの声で‘ちいき’をアップデート!」です。このワークショップは、子ども・若者・おとながそれぞれの視点から地域づくりに参加し、子どもたちが自らの声を社会に届けることを奨励します。具体的には、次の内容で進行される予定です。
- - 日時: 2025年10月25日(土)13時〜16時
- - 会場: いちゅい具志川じんぶん館(うるま市川崎468)
- - プログラム: 主催者の挨拶、アイスブレイク、クイズ、グループディスカッション、発表、記念撮影などが予定されています。
参加者は、子ども・若者15名と大人15名、合計30人となり、6から7のグループに分かれて対話を行います。参加者は教育委員会や行政、子ども支援団体、市議会のメンバーなど、多岐にわたります。
なぜ「うまんちゅしゃべり場」が必要か
2023年施行の「こども基本法」により、自治体は子どもの意見を聴き、施策に反映させる義務を負いました。しかし、現場での「どう聴くか」という課題が依然として存在しています。それに応える形で誕生したのが「うまんちゅしゃべり場」であり、子どもと大人が対等な立場で意見を交え、「声を届ける」ことの重要性を再認識するための場となります。
過去の参加者の声
初回の実施での参加者からは以下のような感想が寄せられました。
- - 子ども参加者:「自分の気持ちをカードで伝えられて楽しかった。」
- - 若者参加者:「普段話せない人たちとの交流が新鮮だった。」
- - おとな参加者:「子どもたちの豊かな感性に感動した。」
このように、多世代にわたる意見交換が行われたことは、参加者にとって有意義な経験となり、地域づくりに対する関心を高めました。
沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト
「うまんちゅしゃべり場」は、沖縄の子ども・若者のウェルビーイング向上を目指す「沖縄うまんちゅ子どもの権利推進プロジェクト」の一環として実施されます。このプロジェクトは、様々な団体が協力して地域の子どもたちの権利を守り、生活環境をより良くするための活動を行っています。主な活動地は那覇市とうるま市で、地域の特徴を生かしながら、子どもたちが笑顔で過ごせる場所をつくることに焦点を当てています。
メディアの皆様へのお願い
取材に関しては、子どもたちのプライバシー保護を最優先に考えています。そのため、撮影に関するガイドラインが設けられています。取材を希望される方は、事前に主催者までご連絡ください。指定されたルールを遵守して、安全な環境づくりに協力していただくようお願い申し上げます。
「うまんちゅしゃべり場」は、子どもたちの未来を考える重要な機会です。多くの人々が参加し、共に地域をより良くするための対話を楽しむことを期待しています。