地域活性化を目指す「おてつたび」代表・永岡里菜が若者力大賞受賞
2月14日、東京都港区で開催された第16回「若者力大賞」において、株式会社おてつたびの代表取締役CEOである永岡里菜氏が大賞を受賞しました。この若者力大賞は、次世代リーダーであるユースリーダーやその育成・支援を行う活動を表彰するもので、社会における若者の役割を広めることを目的とした公益事業です。
若者力大賞とは?
若者力大賞は、日本ユースリーダー協会が主催する制度で、その目的は自ら行動する若者たちを評価し、支援することにあります。若者が自由な発想とチャレンジ精神をもって社会に貢献し、同世代や他の人々に夢や希望を与えることが「若者力」と定義されています。この大賞は2009年に協会の40周年を記念して設立されました。
永岡里菜氏とは?
永岡氏は1990年生まれ、三重県尾鷲市出身です。千葉大学を卒業後、PRやプロモーションイベントの企画制作会社に勤務し、農林水産省との和食推進事業に関わるなどの経験を重ねました。その後、2018年に独立し、地域の短期的な人手不足に応える仕組みを作り出すために「おてつたび」を創業しました。この企業は、地域事業者と地域外の旅人をマッチングするプラットフォームを提供しています。
おてつたびのサービス内容
「おてつたび」は、短期アルバイトの提供と旅を組み合わせたユニークなサービスです。現地の宿泊施設や農家などの事業者が人手不足を抱える中、旅を楽しみたい旅行者と自在に結びつけることができます。旅行者は現地での働きにより報酬を得るだけでなく、その地域の文化や生活に触れることができ、地域経済の活性化にも寄与します。
現在の登録者数は69000人を超えており、特に50代以上のシニア層の利用も増加しています。若者や子育てを終えた主婦など、幅広い世代がこのサービスを利用し、地域に新たな風を吹き込んでいます。
新たな旅のスタイルを提案
「おてつたび」は新しい旅のスタイルとして、地域の人手不足という課題を解決しています。旅行者が地域で働くことを通じて地元の人々との新しい出会いが生まれ、観光だけでなく深い交流を実現しています。こうした出会いは、地域に持続可能なファンを増やす要因になると考えています。
取材について
永岡里菜氏と「おてつたび」の活動は、地域の活性化や新たな旅のスタイルの創出において注目されています。興味をお持ちの方はぜひ、取材のリクエストをお寄せください。また、企画段階での相談も歓迎しています。
事業内容やサービスの詳細については、
おてつたびの公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- - 会社名: 株式会社おてつたび
- - 代表者: 代表取締役CEO 永岡里菜
- - 所在地: 東京都渋谷区代々木3丁目31-12
- - 設立: 2018年7月
- - 資本金: 70,286,500円
「おてつたび」の活動は、地方創生と若者支援を同時に実現するものとして、今後の成長が期待されます。受賞はその一歩であり、さらなる活動の広がりが期待されます。