「世田谷VIVITA ROBOCONチャレンジプロジェクト」の全貌
概要と目的
2019年夏、世田谷区の小学生を主対象とした「世田谷VIVITA ROBOCONチャレンジプロジェクト」が始まります。これは、VIVITA株式会社の支援のもと、オリジナルロボットを自由に製作し、10月に開催される「VIVITA ROBOCON」全国大会に向けて準備を進めるものです。このプロジェクトは、子どもたちが自らのアイデアを現実化する機会を提供し、社会福祉法人世田谷区社会福祉協議会の後援により、経済的な制約がある子どもたちも参加可能となっています。
製作の流れ
ロボット製作は8月10日からスタート。子どもたちは、「VIVIWARE Cell」というツールを使って、自分だけのロボットを考案・製作します。このツールは直感的に使えるよう設計されており、過去のロボコンでも多くの子どもたちが活用してきました。
8月末には練習ロボコンが実施され、子どもたちは実際に自作したロボットで課題に挑まなければなりません。これにより、自分のロボットについて気づきや改善点を発見することで、さらなる成長が期待されます。
9月には、ロボコンへの参加を目指す子どもたちが自分たちのロボットの仕上げを行い、最終的に10月6日の全国大会に参加する運びとなります。製作には多くの時間を要するため、自由に時間を使える環境が整えられています。
学生とのコラボレーション
このプロジェクトでは、東京都市大学の学生がサポーターとして参画します。工学部や都市生活学部の学生たちが、子どもたちの支援を行いながら、具体的な技術を提供し、地域課題解決に向けた活動も共有しています。子どもたちは未知の体験を通じて、創造力を育むと共に、様々な人たちとの交流を深めることができます。
VIVITA ROBOCONとは
VIVITA ROBOCONは、子どもたちが自分のアイデアでロボットを作り上げ、与えられた課題に挑戦する競技です。ここでは、特に「VIVIWARE Cell」を使用することが求められ、自由な発想が生かされる場となっています。自由度の高さが子どもたちの創造性を引き出し、ロボットコンテストの真髄を体感させます。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトは、プログラミング教育の必修化を契機に、STEM教育への関心が高まった状況から生まれました。多くの保護者が子どもにプログラミングを学ばせたいと感じながらも、経済的な負担や習い事の効果に疑問を持っています。このプロジェクトは、そのような保護者の思いを受け止め、経済的・地域的な制約を乗り越えた支援の場とともに、子どもたちに「創りたい」という意欲を引き出すことを目指しています。
実施内容とスケジュール
このプロジェクトでは、オリジナルロボット製作、練習ロボコンの開催、東京都市大学夢祭での中間発表、全国大会への参戦などが行われます。具体的な日程は、8月10日・11日がキックオフ、8月31日に練習ロボコン、10月6日に全国大会の予定です。参加費用は一人6,000円と、経済的負担を抑えつつ多くの子どもたちに参加のチャンスを提供します。
参加申し込みについて
プロジェクト参加希望の方は、
こちらのリンクから詳細を確認し、申し込みが可能です。参加体験会も開催されるので、興味のある方は積極的に参加してみてください。
「世田谷VIVITA ROBOCONチャレンジプロジェクト」は、地域全体が子どもたちの教育を支援する素晴らしい取り組みです。子どもたちが自分の手で夢を実現する姿を、ぜひ応援していきたいですね。