日本の鮎の美味しさを競う「清流めぐり利き鮎会」で、岐阜県飛騨市の高原川がグランプリに輝きました。この成果を受けて、10月11日から13日まで、飛騨市で特別な塩焼き販売イベントが行われます。高原川で獲れた鮎を直接味わえるチャンスです。
清流めぐり利き鮎会とは
このイベントは、高知県友釣連盟が主催するもので、全国から集まった鮎を食べ比べ、味や香り、見た目などの基準で評価を行います。今年は21都道府県から57河川、約2,290匹の鮎が集まり、280人以上の審査員が参加しました。どの鮎が選ばれるかは、川の名前が伏せられた状態で行われ、評価された後に最高の鮎が決定されます。
高原川の恵み
飛騨の高原川は、北アルプスを水源とし、豊かな自然が育む清流です。この川は、急峻な地形と豊富な苔に支えられ、脂の乗った美味しい鮎を育てています。そのため、サイズは小ぶりながらも、上品な味わいが特徴です。
販売イベントの情報
この特別な販売会は、道の駅スカイドーム神岡で行われます。 期間は10月11日から13日の3日間で、各日ともに数量限定での販売となります。まずは11日には150本、12日と13日には各100本の予定ですので、早めの訪問が推奨されます。
- - 日時: 10月11日(土)~10月13日(月)10:00~16:00(売り切れ次第終了)
- - 場所: 道の駅スカイドーム神岡
- - メニュー: 高原川の鮎塩焼き
地元への想い
当イベントを主催するのは「もんじろう商店」で、代表の谷口友和さんは受賞の喜びを市長に報告しました。「この名誉を飛騨市の誇りにし、高原川の鮎をもっと多くの人に知ってもらいたい」と語ります。
飛騨市の魅力
飛騨市は美しい自然に囲まれ、ユネスコ無形文化遺産や数々の観光資源を持つ街です。人口は約21,500人と小さな町ですが、自然と文化の豊かさが魅力です。観光では「君の名は。」のモデル地や、宇宙物理学研究施設など、多彩な資源があります。
この機会にぜひ、飛騨市へ立ち寄り、受賞した高原川の鮎をぜひ味わってみてください。