営業改革の新たな道を切り拓くセミナー
2025年5月16日、株式会社給与アップ研究所が開催したオンラインセミナー「“戦略倒れ”からの脱却!営業改革の設計図と実行チームのつくり方」が、多くの経営者や営業責任者の関心を集めました。このセミナーは、営業戦略が現場でうまく実行されず、施策が途中で頓挫するという悩みを抱える方々を対象に行われ、具体的な解決策を提供しました。
セミナーの内容
セミナーでは、まず「戦略倒れ」を防ぐための営業改革の実践モデルが紹介されました。このモデルでは、戦略を現場で運用するための具体的な手法が提示され、参加者は自社の状況に照らし合わせながら、その内容を考えることができました。
日次改善サイクルと責任担当制度
次に取り上げられたのは、「日次改善サイクル」と呼ばれる手法です。毎日の改善を習慣化し、責任分担を明確にすることで、組織の実効性を高める仕組みを構築することが強調されました。
業務改善支援の手法
さらに、営業組織の属人化を解消し、業務を可視化する「ジョブオペBPO®」や「社長のジョブオペ®」を通じた業務改善支援が提案され、参加者はその重要性を再認識しました。
組織の再設計
また、営業体制と人事制度の一体再設計についても解説され、採用や定着、評価プロセスを統合的に見直すことで、戦略実行力と組織力の同時強化を図る方法が示されました。
実態調査の結果
セミナーの中では、現実の営業現場における課題を浮き彫りにする実態調査の結果が共有されました。調査結果によると、実に64.4%の参加者が「営業目標が高い」と感じており、さらに約60%の方が「非営業業務を削減すれば、営業時間が30%以上増加する」と考えていることが分かりました。このような現実を直視し、戦略を実行に移すためには、「人」だけでなく「仕組み」の革新が不可欠であると強調されました。
まとめ
このセミナーを通じて、営業改革が“戦略倒れ”に終わる原因として、「設計と実行の分断」が明らかになりました。戦略を現場で実現させるためには、確固たる“設計図”と、機能的な“実行チーム”の構築が必要です。その実現に向けて、給与アップ研究所とブレインバディは引き続きサポートを提供していくことが確認されました。
無料の相談会の実施
最後に、株式会社給与アップ研究所では、評価制度や人事業務に悩む企業向けの無料相談会を実施しています。興味のある方はぜひ参加し、自社の課題解決のヒントを得てほしいと思います。詳細は公式サイトでご確認ください。