TOKYO SUTEAMが始動
東京都が推進するスタートアップ支援プログラム「TOKYO SUTEAM」が、新たな一歩を踏み出しました。このプログラムは、東京と北欧の企業をつなぎ、両市場への進出を目指すスタートアップの支援を行います。実際に、この取り組みの中で、採択された6社が発表されました。
プログラムの目的と背景
きらぼしグループが関与するこのプログラムは、東京都の「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業」の一環として設計されています。東京都は、スタートアップの創出と成長を促進するために、さまざまなプレイヤーのアイデアやネットワークを最大限に活用しています。この取り組みは、「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」を実現するための重要なステップとなっています。
採択企業の紹介
今回、6社が選ばれました。以下にそれぞれの企業の特徴を簡単にご紹介します。
1.
株式会社FerroptoCure
日本を拠点に、革新的な抗がん剤の開発に取り組む企業です。フェロトーシスを利用し、臨床試験も開始されている注目のスタートアップです。
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2.
ミドリクNbS株式会社
人工衛星やAIを駆使し、自然資本の可視化を行うネイチャーテックの企業です。
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3.
株式会社NERON
腸内環境と脳の健康に着目したバイオスタートアップで、ストレス軽減や肥満予防を目指しています。
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4.
Flexound Augmented Audio Oy
フィンランドの企業で、拡張オーディオ技術を駆使して多感覚的な体験を提供しています。
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5.
ImportFlow AS
ノルウェーのスタートアップとして、請求書の電子化を支援するプラットフォームを提供しています。
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6.
Nivel AS
シェアード・モビリティやコネクテッド・モビリティを管理するためのデジタルプラットフォームを提供し、19都市で展開されています。
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プログラムのスケジュール
このプログラムは、2025年3月に採択企業を決定し、キックオフを迎えます。その後、同年4月からはマッチング支援を開始し、10月には日本でのデモデイ、11月には北欧でのデモデイを予定しています。最終的には2025年12月以降も継続的な支援が行われる予定です。
きらぼしグループの展望
きらぼしグループは、「TOKYOに、つくそう。」という理念のもと、海外展開支援をさらに強化していくことを目指しています。また、金融の枠を超えて、顧客のあらゆるライフステージでの課題解決に取り組み、地域の経済・社会の持続的な発展にも貢献していく所存です。
最後に
東京と北欧のスタートアップの連携がどのように進化していくのか、今後の展開が期待されます。スタートアップ支援が新たなビジネスチャンスを生み出し、世界に羽ばたく企業が誕生することを願っています。