HYの名曲を用いた三線プロジェクトが始動
2024年の秋、沖縄を拠点に活動するバンドHYが結成25周年を祝う特別なプロジェクトに取り組みます。このプロジェクトは、日本文化や伝統工芸を再発見し、国内外に広めることを目指しています。特に、沖縄の海と伝統楽器である三線の重要性が強調されています。
プロジェクトの概要
「和の響き」と名付けられたこのプロジェクトでは、沖縄の自然を守るために、特別な三線を制作します。この三線には、白化サンゴを塗料や装飾の一部に用いることで、環境問題への意識を高める狙いがあります。プロジェクトは7月15日の「海の日」に始まり、この取り組みは沖縄のビーチやサンゴ礁の保護を含んでいます。
HYはこのプロジェクトのスペシャルサポーターとして参加し、特に名曲「そこにあるべきではないもの」を活用した映像作品も制作予定です。この映画では、沖縄のゴミ問題に触れ、自然保護の重要性を訴えかけます。
特別映画の予定
この「そこにあるべきではない三線プロジェクト」は、クラウドファンディングを通じて資金を集め、多くの支援者の名前を特別映画に掲載する計画です。これにより、参加者と共に未来の沖縄を考える契機を創出します。
この映画はHYの公式YouTubeチャンネルで公開される予定で、多くの方にこの取り組みを知ってもらうための貴重な機会となるでしょう。映画では、HYメンバーによる直筆イラストがデザインされた世界に一つだけの三線も紹介される予定です。
プロジェクト発表イベント
世界に一つだけの三線のデザインは、能登半島の漆芸職人によって手掛けられます。HYのメンバーが描いたイラストをもとに、三線は新しい形で表現されます。完成した三線と特別映画は、来年3月に開催されるHY主催の野外音楽フェス「HY SKY Fes 2025」の前夜祭で初めてお披露目されることが発表されています。
クラウドファンディングへの参加
プロジェクトへの参加者を募るために、クラウドファンディングが実施されています。返礼品としてHYの直筆イラスト入りデジタル会員証や、映画への名前掲載などが用意されています。参加することでこの特別なプロジェクトを支援し、共に次世代の沖縄文化を育んでいくことができます。
HYの思い
HYはこのプロジェクトについて「世界に一つだけの三線プロジェクト」であり、この三線には未来への願いが込められているとコメントしています。HYは、地域文化を守るための活動に引き続き取り組んでいく意向を示しています。音楽を通じて、沖縄の自然環境を守るための意識を高め、次世代に受け継いでいくことが重要です。
HYについて
HYは、2000年に結成された沖縄出身の4人組音楽バンドで、地域に根ざした活動を続けています。25周年を迎え、様々な媒体での活動を通じて音楽と文化の発信を行っています。2024年からは全国ツアーも予定されており、沖縄の魅力を再発信する重要な一歩となるでしょう。今後の彼らの活動にも要注目です。