フェンディとレッドウィングが手掛けた新たなブーツ
イタリア・ローマの名門ブランド、フェンディがアメリカのレッドウィングと協力し、2025年春夏ウィメンズコレクションに「フェンディ アンド レッドウィング」ブーツを発表します。このブーツはファッション性と実用性が見事に融合しており、両ブランドのサヴォアフェールを体現しています。
歴史あるブランドのコラボレーション
フェンディとレッドウィングはともに特別な年を迎えます。フェンディは創業100周年、レッドウィングは120周年を祝うタイミングで、両者の伝統や職人技が一つになりました。1942年に誕生したレッドウィングの「クラシック モック」にインスパイアを受けたこのブーツは、ハンドメイドとマシーンメイドの技術が融合し、ただの靴以上の存在となっています。
ハンドメイドの美しさ
ブーツには、しなやかな「クオイオ ローマ」レザーが使用されており、独自の色合いが注目されています。シエナレッドやナチュラルベージュなど、フェンディのカラーパレットが「クラシック モック」のシルエットに見事に取り入れられています。さらに、熟練の職人によるインターレースワークで仕上げられており、この作業はトスカーナ州の「フェンディ ファクトリー」で約5時間もかかります。その後、アメリカに送られ、レッドウィングの伝統的な製靴方法でハンドメイドで組み立てられます。
職人技の結晶
両ブランドは上質な素材と職人技に情熱を捧げています。30人以上の職人が80の工程を経て完成させるこのブーツは、家族のスピリットと伝統を象徴する一足です。ストーリー性があり、一つ一つが異なる物語を持つこのブーツですが、デザインはクリエイティブな視点を持つシルヴィア・フェンディが担当し、「イブニングドレスに合わせられるスポーティーなアティチュード」を強調しています。
フェンディの新しい一歩
この新しいブーツは、忙しい女性たちのためにデザインされており、ウォーキングを快適にすることを意識しています。特に、既存のスタイルに新たなエッセンスを加えることで、ファッションにおける自由な表現を促進しています。フェンディの直営店および公式オンラインストアfendi.comで販売中で、価格は225,500円(税込)です。ブーツの厚さは3センチ。
このブーツは、ラグジュアリーなスタイルを求める人々にとって、非常に魅力的なアイテムとなるでしょう。