発祥600年を迎えた福岡の八女茶の魅力を体験できるイベント

福岡の八女茶が迎える600年の節目

2023年、福岡の八女茶が発祥600年を迎えます。この特別な年に、八女茶の魅力を発信するための記念イベントが福岡県内で多数開催されます。八女地域は甘くてコクのある、旨味の強いお茶作りで知られ、特に質を重視した栽培が行われています。全国茶品評会でも23年連続産地賞を受賞した八女市は、高級玉露の生産地として名高く、特に黒木、上陽、星野地域では上質な玉露が生産されています。

八女茶の歴史は、1423年に栄林周瑞禅師が中国から茶の種を持ち帰り、筑後国鹿子尾村に製茶の技術を伝えたことに始まります。以降、八女茶は日本国内外で人気を博し、特にその豊かな風味と高品質は多くの人々に愛されています。

八女茶を楽しむイベントの詳細

今年のメインイベントとして、「八女茶を味わう」ことに焦点を当てたテイスティングとワークショップが行われます。このイベントでは、東京では手に入りにくい八女伝統本玉露を含む多様なお茶を試飲でき、参加者はお茶屋さんとのおしゃべりを楽しみながら八女茶の世界に浸ることが可能です。さらに、茶葉の販売も行われ、希少な八女茶を手に入れるチャンスです。

開催概要

- 開催日時：2023年11月3日（金）・4日（土）11:00〜18:00
- 会場：LIFORK HARAJUKU（東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 3階）
- 参加費：無料
- ワークショップの内容：

1. 八女伝統本玉露のすすり茶体験
- 開催時間／①12:00〜12:30 ②14:30〜15:00 ③16:30〜17:00
- 定員／各回15名
2. 八女茶の淹れ方体験
- 開催時間／①11:00〜11:30 ②13:30〜14:00 ③15:30〜16:00
- 定員／各回20名

※事前予約をおすすめします。空きが出た場合は当日予約も可能です。