矢板市の野球場復旧プロジェクト
栃木県矢板市では、昨年11月に発生した「大進電気グラウンド」のナイター設備に対する盗難事件を受けて、復旧を目指すクラウドファンディングを進めています。このプロジェクトは、子どもたちの夢や希望を再び育む場を取り戻すために始まりました。
ナイター設備の盗難被害
矢板市が誇る「大進電気グラウンド」は、野球やソフトボールが楽しめる多目的なスポーツ施設です。しかし、昨年の盗難によってナイター設備のケーブルが切断され、少年野球教室などの夜間活動が行えなくなってしまいました。この事件を経て、矢板市は急を要する復旧プロジェクトを立ち上げました。
クラウドファンディングの実施
矢板市は『「盗難被害から野球少年の夢と希望を取り戻せ!」 ~野球場ナイター修繕プロジェクト~』という名称のもと、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは2025年3月31日までの期間で、目標金額は3000万円です。現時点での寄付金は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて146万5,000円、さらに企業からの寄付も加わり、少しずつ支援が集まっています。
ふるさと納税型のリターン
参加者には様々なリターンが用意されています。金額に応じて、矢板市のホームページに名前を掲載したり、大進電気グラウンドに銘板を設置したりすることが可能です。例えば、5,000円の寄付で支援者の名前を掲載し、50,000円以上の寄付では銘板に名前を刻むことができます。特に大口の寄付者には、より大きなサイズで名前がお問い合わせの銘板に掲載される特典が用意されています。
盗難への対策と展望
盗難後、警察に通報し現場検証を行った矢板市。現在は、再度盗難に遭わないよう、さらなるセキュリティ強化に努めています。また、万が一、犯人が逮捕された際には、損害賠償を請求し、復旧資金に充てる考えです。
矢板市のスポーツ振興
矢板市は、昨年10月に「矢板市スポーツ都市宣言」を行い、アマチュアスポーツの振興を図っています。このプロジェクトは、スポーツを活かした地域の振興と、住民や子供たちの健康促進を目指しているものです。
このクラウドファンディングは、ただの復旧だけにとどまらず、地域のスポーツ振興や子供たちの将来への投資でもあります。興味のある方は、ぜひご参加いただき、矢板市の未来を明るく照らす一助となってほしいと思います。
プロジェクト詳細
- - プロジェクト名: 「盗難被害から野球少年の夢と希望を取り戻せ!」 ~野球場ナイター修繕プロジェクト~
- - 期間: 2025年2月14日(金)~3月31日(月)23:59まで
- - 目標金額: 3,000万円
- - プロジェクトURL: CAMPFIREリンク
子どもたちの未来と地域の希望を明るく照らす、矢板市のプロジェクトにぜひ注目してください!