ストーリーが分岐する新感覚カードゲーム『ラブレターストーリーズ』

2025年2月28日、株式会社アークライトは新しいカードゲーム『ラブレターストーリーズ』を発表しました。このゲームは、名作カードゲーム『ラブレター』を基にしたもので、最大8回まで繰り返し遊ぶことができ、プレイヤーの選択により物語がどのように進行するかが決まります。この独自のシステムにより、プレイヤーは毎回異なる体験を楽しむことできるのです。

『ラブレターストーリーズ』は、プレイヤーが選択した行動や勝敗によって異なるキャラクターやストーリーが展開され、累計88種のエンディングが用意されています。これによって、同じゲームを何度プレイしても飽きることなく、意外な結末が待ち受けているのです。ゲームの進行は、恋文を運ぶためのさまざまなキャラクターと、そのキャラクターたちの能力を駆使して行われます。プレイヤー同士の駆け引きや読み合いがゲームの面白さを生み出しており、いかにして他のプレイヤーの手札を予測し、自分の恋文を無事に姫に届けるかが勝利のカギとなります。

また、2025年3月3日には、ゲームのテーマを基にした小説『ラブレターStories』も刊行されます。この書籍は、ゲームに登場する8種類のカードをもとにした8つの青春ストーリーが織りなすオムニバス短編集です。ゲームと書籍の同時発売を記念して、Wキャンペーンも実施され、フォロワーが対象のプレゼント企画や応募券を利用したキャンペーンが行われることになっています。詳細は公式サイトで確認することができます。

一方、元となった『ラブレター』は、2012年にカナイセイジによって開発された、プレイ時間がわずか5分で済む軽快なカードゲームです。世界中で28種の言語に翻訳され、シリーズ累計300万部を超える人気を誇ります。このゲームでは、プレイヤーは姫に恋文を運ぶことを目的として、様々なキャラクターたちの協力を得ながら進行します。

『ラブレターストーリーズ』は、従来の『ラブレター』とは一線を画す新たな楽しみ方を提供しており、ゲームとしてのバランスも考慮されています。パーティーゲームとしても楽しめるので、友人や家族との集まりにも最適です。さまざまな人々との交流を描いたこのカードゲームと、その世界観を共有した小説が、どのような感動や驚きをもたらしてくれるのか、期待が高まります。

アークライトは、1998年に設立されたアナログゲーム開発会社であり、年々新しいゲームをリリースしています。ゲームマーケット等のイベントも運営し、ヒューマンコミュニケーションを活性化することを目指しています。

『ラブレターストーリーズ』は、2～4人でプレイ可能で、プレイ時間は約60分。年齢制限は10歳以上となっており、価格は4,400円（税込）です。ストーリー体験を重視したこのゲームを、ぜひ体験してみてください。