リモートワークやサテライトオフィス勤務が普及する中、より安全な働き方を求める組織が増加しています。そこで、セキュリティを確保しつつ、快適に業務を行える環境の整備が急務となっています。教育機関や自治体、医療機関においても、機密データを取り扱うため、ネットワークの分離が必要とされています。
これに応える形で、Sky株式会社は「SKYDIV Desktop Client Ver.7」という新しいシンクライアントシステムを開発しました。このシステムは、仮想環境でのPC運用管理を支援し、リモートワークやセキュリティが求められる業務環境で安全かつスムーズな業務をサポートします。
このシステムの特筆すべき点は、使いやすさに特化した管理画面です。ユーザーへの仮想端末の割り当てや各端末の利用状況を簡単に把握できるよう工夫されています。国内で開発・販売が行われ、サポートも日本語で提供されるため、安心して利用できます。さらに、リリースから6年が経過し、導入ユーザー数が増加中です。
新たに搭載された「Remote Access Services」機能は、リモートワーク中でも安全にオフィスのPCを操作できる環境を提供します。認証機能が強化されたこのサービスは、従来のスマートフォンを用いた二要素認証に加え、ハードウェアトークンを導入しました。この機能により、スマートフォンを持ち込めない環境でも、必要なセキュリティを維持しつつ業務を行えます。
「SKYDIV Desktop Client」の特徴として、まず挙げられるのはその操作性です。ユーザーが簡単に開始できるよう、シンプルなインターフェースを持っており、初めての利用者でもすぐに使えます。また、システム管理者にとっても直感的に操作可能な設計がなされています。さらに、仮想化基盤には、MicrosoftのWindows Serverに搭載されたHyper-Vが利用されていて、既存の環境に容易に統合できます。
このシンクライアントシステムでは、システム管理、カタログと運用管理、利用ポリシー設定が可能です。管理者は、仮想端末の構成をカタログ単位でまとめ、一元的に管理できます。更に、USBメモリやプリンターの使用を制限することで、セキュリティを強化することができます。
今後、SKYDIV Desktop Clientは全国のソリューションパートナーを通じて提供される予定です。ユーザーのニーズに応えるため、さらに改善を続け、安全で快適なリモートワーク環境の実現を目指します。詳細情報は公式ウェブサイトで確認できますので、興味がある方はぜひチェックしてください。
安全性と便利さを兼ね備えた「SKYDIV Desktop Client Ver.7」は、新しい働き方を支える強力な味方となるでしょう。この製品の導入で、セキュリティを保持したまま、快適なリモートワークが可能になります。