長谷川工業、群馬県に新たな物流拠点「関東物流センター」を開設
長谷川工業株式会社が群馬県邑楽郡に自社最大規模の物流拠点「関東物流センター」を開設し、2025年2月3日からの稼働を予定しています。この新しい施設は、同社の群馬工場の対面に位置し、製品を迅速に移送するための体制を整えています。この配置によって、製品の出荷までの時間を短縮し、顧客への納期対応力が向上することが期待されています。
物流センターの特長
関東物流センターは、群馬工場の目の前に設置されているため、生産から出荷までの一連の流れを効率化します。具体的には、生産された製品をすぐに搬送することができ、これにより物流のリードタイムを短縮し、迅速な供給体制を実現することが可能となります。
さらに、施設内には2025年1月から運用を開始した「北関東営業所」のオフィスも併設されています。この配置により、生産、営業、物流の一体化が図られ、より効率的な運営を行っていく考えです。
地域の特性を活かした立地
群馬県邑楽郡千代田町は、東京から約60分というアクセスの良さと、災害の少ない地域特性を活用し、多くの製造工場や物流倉庫が立地しています。この地の利を活かし、長谷川工業はサプライチェーン全体の効率化と強化を目指しています。
最新設備導入による生産性向上
関東物流センターでは、移動ラックを導入することで、商品の格納効率を向上させることに加え、商品欠品のリスクを軽減する工夫も講じられています。加えて、主要高速道路へのアクセスが良好な立地による迅速な配送体制は、関東圏を中心とした東日本のお客様への製品供給をよりスムーズにします。
施設概要
- - 名称: 関東物流センター
- - 所在地: 群馬県邑楽郡千代田町上中森652-1
- - 床面積: 約1,050坪
- - 稼働開始日: 2025年2月3日(月)
会社紹介
長谷川工業株式会社は、1956年に設立されたはしごや脚立のパイオニア企業です。生産拠点は国内に2工場、海外に2工場を持ち、全国に8箇所の営業拠点を展開しながら、アルミ製の総合仮設機器の研究開発・設計および製造・販売を行っています。
このように新しい関東物流センターの開設は、長谷川工業にとって大きな一歩となり、今後のさらなる成長と顧客サービスの向上を期待させる取り組みです。