ABEMAとの提携で銭湯に新たなデジタル革命が到来！温浴施設特化型メディア『ふろマド』とは

銭湯文化を支える新サービス『ふろマド』

2025年11月1日から、銭湯や温浴施設に特化したデジタルサイネージ、通称『ふろマド』が新たな展開を迎えます。ABEMAとの提携により、同社のオリジナルコンテンツが銭湯の脱衣所や待合室で配信されることが決定しました。この新たな試みは、銭湯に文化的価値を追加し、施設利用者の楽しみを広げることを目的としています。

『ふろマド』の誕生と役割

『ふろマド』は、2024年に誕生した日本初の銭湯・温浴施設専用のデジタルサイネージメディアです。脱衣所や休憩スペースに設置された画面で、広告や情報を提供し、利用者の利便性と満足度を向上させることを目指しています。また、広告収入の一部を銭湯側に還元することで、地域の伝統的な文化を維持し、経営をサポートする仕組みも整えられています。

特に『ふろマド』は、主に大阪エリアで展開を始めており、現在は関西、中部、関東の広範な地域での導入が進行中です。これにより、多くの銭湯が新たな収益源を確保し、地域社会とのつながりを深めることが期待されています。

ABEMAとのコンテンツ連携

新しい試みとして、ABEMAが提供する多彩なオリジナルドラマやバラエティ番組の広告が、『ふろマド』を通じて配信されます。特に注目は、のんが初のダークヒーローに挑む『MISS KING／ミス・キング』や、くるまが南アジアを縦断するリアリティーショー『世界の果てに、くるま置いてきた』、恋愛リアリティ番組『ラブキャッチャージャパン2』です。これにより、温浴施設の利用者に新しい娯楽体験を提供することが可能になります。

今後の展望

『ふろマド』は今後も、銭湯ジャックやサンプリングなど、さまざまなイベントも計画しており、地域コミュニティとの連携を強化しながら、サービスの質を向上させていく方針です。この新たなデジタルサイネージを通じて、銭湯文化を広めるとともに、地域の活性化にも寄与していきたいと考えています。

また、今後の展開として、全国の地方中核都市への導入や多様なイベントの実施が挙げられており、銭湯を地域密着型プラットフォームとして進化させるための活動が続けられます。