カーボンニュートラル協定
2025-09-05 10:59:17

塩尻市とステラーグリーンが手を組みカーボンニュートラルの実現へ!

塩尻市とステラーグリーンが連携協定を締結



2025年9月4日、長野県塩尻市と株式会社ステラーグリーンの間で、「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」が結ばれました。この協定は地域森林資源の可視化と価値化を通じ、持続可能な社会の実現を目指した取り組みの一環です。具体的には、森林を利用したカーボンクレジットの創出や地域資源の有効活用に関する幅広い活動が展開される予定です。

連携協定の概要



この協定では、塩尻市とステラーグリーンが協力し、以下のような取り組みを進めていくことが定められています。
1. 脱炭素社会の実現に向けた取り組み
2. 森林カーボンクレジットの創出
3. 持続可能な第一次産業の推進
4. 地域資源の活用および関連事業の推進
5. 地域の活性化に向けた活動

環境への取り組みの背景



塩尻市は1997年の「環境基本条例」制定以来、持続可能な都市づくりに尽力してきました。2002年にはISO14001の認証を取得し、環境負荷の低減に向けた管理体制を整えています。しかし、近年では気候変動がもたらす自然災害のリスクが高まっています。

この問題に対処するため、塩尻市ではゼロカーボンを実現する目標を掲げ続けており、2023年11月には「塩尻市ゼロカーボンシティ」を宣言しました。2024年には「第三次塩尻市環境基本計画」が策定され、ゼロカーボンの取り組みが重要な柱とされています。また、市内の約75%を占める森林資源の活用が新たな課題として浮上し、これを通じて「カーボンニュートラル」を実現する道を探っています。

市長とステラーグリーンの代表のコメント



塩尻市の百瀬敬市長は、「豊かな自然環境を守り、次世代に引き継ぐために市有林のカーボンクレジット創出を進め、ステラーグリーン様と手を組んで持続可能なまちづくりに邁進していく」と語ります。さらに、ステラーグリーンの中村彰徳社長は、塩尻市の環境保全への取り組みに敬意を表し、カーボンクレジットの創出を通じて地域資源の活用を強化し、持続可能な地域社会の実現に貢献していく決意を示しました。

塩尻市について



長野県のほぼ中央に位置する塩尻市は、山々に囲まれ、自然豊かな環境を有しています。また、市域の75%以上が森林で、農業や伝統産業、先端産業が共存する地域です。歴史的にも重要な交通の要衝であり、特にワインや地元産の農作物は高い評価を受けています。これらの特徴が塩尻市の魅力を形成しています。

ステラーグリーンの概要



一方、株式会社ステラーグリーンは「自然の価値を輝かせる」という理念を掲げ、生物多様性を保ちながら地域の自然資源を価値あるものに変えるための取り組みを行っています。カーボンクレジットの生成から販売を手がけ、地域社会の持続可能性の実現を目指しています。

この協定が実現に向けた大きな一歩となり、塩尻市が目指す「多彩な暮らしを叶えるまち」の実現に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
SBプレイヤーズ株式会社
住所
中央区京橋2-2-1京橋エドグラン25階
電話番号

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