夏休みは家事負担増！親の6割が「憂うつ」と回答 - キッズライン調査で明らかに

夏休みシーズン到来。子どもたちは待ち焦がれる夏休みですが、親御さんにとっては、家事負担が増える時期でもあります。

株式会社キッズラインが実施した「子どもの夏休み」に関するアンケート調査では、親の64.3％が夏休みに対して「憂うつ」な気持ちを抱えていることがわかりました。

憂うつな理由としては、子どもの預かりや習い事の送迎の手配、多額の費用、宿題のチェック、家事の増加などが挙げられています。
一方、「楽しみ」と答えた親はわずか19.2％にとどまりました。

夏休みは家事負担が増加！特に「子どものお昼ごはんづくり」が大変

アンケートでは、82.9％の親が夏休み期間中の家事負担が増えると回答しました。

最も負担に感じている家事は「子どものお昼ごはんづくり」で、77.6％の親がそう答えています。

「子どものお昼ごはんづくり」が負担に感じる理由としては、栄養バランス、料理回数の増加、食器の洗い物、メニューの考案、調理時間の確保などが挙げられました。

夏休みのお昼ごはんづくりを乗り切るための工夫

夏休みのお昼ごはんづくりを乗り切るために、多くの親御さんが工夫を凝らしているようです。

最も多かったのは「スーパーの総菜や弁当を活用する」という方法で、半数以上の親が利用しています。

その他にも、外食、中食、フードデリバリー、コンビニ、生協など、さまざまな方法で家事負担を軽減していることがわかりました。

家事代行サービスの利用も増加

今回の調査では、20.9％の親が家事代行サービスを利用していることが明らかになりました。

家事代行サービスは、忙しい親にとって大きな助けとなっています。

家事負担は社会課題 - キッズラインは家事支援実証事業に参画

近年、家事負担は社会問題として注目されています。

経済産業省では、中小企業が従業員の福利厚生として家事代行サービスを導入しやすいように、利用料の3分の2を国が負担する「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」を今年度から開始しました。

キッズラインは、この実証事業に参画し、従業員の家事負担軽減をサポートしています。