フリー株式会社が新たな機能を提供
フリー株式会社は、法人向けコーポレートカード「freeeカード Unlimited」に新しい機能を追加しました。これにより、経理業務の効率化と内部統制の強化が期待できます。具体的には、freee会計での購買申請を、freeeカード Unlimitedの管理画面で利用明細と簡単に紐付けることができるようになりました。
経理業務の見える化
多くの企業で、経理担当者はカードの利用が事前に承認されたものかどうかを確認しなければなりません。この確認プロセスは、内部統制の一環としても重要です。従来は、申請を確認するために複数の資料を照合しなければならず、業務が煩雑になっていました。しかし、今回導入された機能により、申請情報と実際のカード明細を一元的に管理できるため、経理の業務負担が軽減されることが見込まれます。
利用状況のリアルタイム把握
この新機能を活用することで、カード利用者の上長は、利用明細と共に事前の申請を瞬時に確認できます。また、同時に申請された予算の消化率も瞬時に知ることができるため、予算管理の面でも非常に有用です。経理業務の透明性が高まることで、経費の不正利用を未然に防ぐことができるでしょう。
安全性の向上
企業にとって、社員に法人カードを配布することはリスクを伴います。経費の不正利用が発覚すると、企業の信用にも影響を及ぼします。しかし、社員ごとのカード利用の都度、事前申請を上長が確認できる仕組みの導入により、従業員の利用を安心して監視できます。これにより、ガバナンスを維持しつつ、業務の効率化を図ることが可能となります。
統合flowの理念
今回の新機能は、「統合flow」と呼ばれるfreeeの開発基盤に基づいています。このフレームワークは、創業時から続けてきた設計思想を集約したものであり、さまざまな機能の統合を目指しています。freeeは、法人カードを経営管理の一部として位置づけており、企業の成長を支援するためのプロダクトを提供し続けています。
フリー株式会社概要
フリー株式会社は、東京都品川区に本社を置く企業で、2012年に設立されました。この会社は、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、経営をより自由に行えるプラットフォームを目指しています。また、金融機関やパートナー企業との連携により、オープンなプラットフォームを構築し続けています。最新の求人情報やバックオフィスに関する知識も、公式ウェブサイトで確認することができます。
参考リンク
今回の機能追加により、freeeは、経理担当者の業務効率を高め、内部統制を一層強化する取り組みを進めています。これからも期待されるサービスの進化から目が離せません。