株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンが挑む新時代
先日、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)が開発した商品情報管理システム「CIERTO PIM」が、総務省後援の「ASPICクラウドアワード2024」において、基幹業務系ASP・SaaS部門の準グランプリを受賞したことが発表されました。この受賞は、2019年にも同社の「CIERTO DAM」が総合グランプリを獲得した実績に続くものであり、VPJの技術力やサービスの質が再び認められた形となります。
ASPICクラウドアワードの意義とは?
「ASPICクラウドアワード」は一般社団法人日本クラウド産業協会が主催し、優れたIoT、AI、及びクラウドサービスを誇る企業を表彰します。特に社会に役立つサービスを選定することで、企業の成長促進や効率化を目指しています。審査委員会の厳正な評価を経て、受賞者が決定されます。VPJの「CIERTO PIM」は、その機能や効果が高く評価された結果、名誉ある賞を獲得しました。
「CIERTO PIM」がもたらす変革
一元管理機能による業務効率向上
「CIERTO PIM」は、商品情報を一元的に管理するシステムです。これにより、商品名やスペック、さらには商品写真や動画などのリッチコンテンツまで、すべてを集約できます。これにより、情報が分散していることによる無駄を削減し、ECサイトやカタログなどへの情報提供のリードタイムを短縮します。
効果的なコミュニケーションとマーケティング支援
このシステムは、販促・マーケティング活動において必要な情報を簡単に取り出すことができます。また、ネットショップやSNSなど複数のチャネルでの情報発信を容易にし、ブランド戦略を強化します。加えて、業界ごとのニーズに応じた商品情報を提供することで、バリエーション豊かなマーケティングを実現可能にします。
日本国内での独自開発
「CIERTO PIM」は日本国内で開発されたPIMシステムです。これは、顧客のニーズに対する柔軟性と対応力の高さを保証し、定期的に最新機能がアップデートされます。そのため、ユーザーは常に効果的な情報管理が行えます。
オムニチャネル戦略の推進
このシステムは、オンライン、オフラインを問わず、各種チャネルでの情報の一貫性を保つことができます。これにより、実店舗やECサイト、アプリなど、さまざまなプラットフォームで顧客との接点を強化し、オムニチャネル戦略の支援が実現します。
新たな情報市場の構築へ
VPJは、「CIERTO PIM」の受賞をきっかけに、さらなるサービス向上を目指しています。企業のデジタル化が進む現代において、商品情報管理はその根幹を成す重要な部分です。マーケティングの効率化やブランディングの強化を通じて、日本国内外でのさらなる市場拡大を図っていくでしょう。
今後もVPJの新たな動きに注目が集まります。最新のクラウド技術を活用したこの「CIERTO PIM」は、企業の持つ情報の価値を最大限に引き出す一助となることが期待されています。