田んぼ生きもの調査
2024-10-08 17:18:43

神奈川で開催された田んぼ生きもの調査に参加した家族たちの秋の体験

神奈川での特別な体験:田んぼの生きもの調査



神奈川県伊勢原市の大田公民館で、2024年10月5日(土)に「JA全農プレゼンツ2024田んぼの生きもの調査」が開催されました。このイベントは、稲刈り体験と田んぼの生きもの調査が組み合わさったユニークなプログラムで、12組37名の子どもたちとその保護者が参加しました。

参加者は、内藤正行さんの圃場で実際に稲刈りを行い、その後に田んぼに生息する生きものを調べる活動に取り組みました。このイベントの目的は、田んぼの持つ多様な機能、特に生物多様性の保全の重要性を学ぶことです。また、日本の米を食べることがいかに私たちの国土や生きものたちとの共生に繋がるかを深く理解する機会でもありました。

生きものとの出会いと稲刈り体験


イベントでは、参加者は最初に「田んぼの生きもの調査」を行いました。講師の合図のもと、参加者は田んぼの中を探検し、オンブバッタやコシマゲンゴロウなどを含む31種類の生きものを発見しました。この活動は、自然の中で直接触れ合うことで、子どもたちにとって非常に貴重な経験となったようです。「雨の日でも多くの生きものを見つけられた」との感想や、「初めて見るカエルを見て息子が大喜びだった」という声もありました。

稲刈り体験では、子どもたちが保護者と共に鎌を使って稲を刈りました。参加者たちは「うまく刈ることができた」と笑顔で報告し、自然と触れ合う中での楽しさを実感していました。このように、実践的な経験を通じて、米作りの大変さやそれに伴う生きものたちの大切さを学びました。

地域のお米への感謝


イベントの最後には、内藤正行さんが作った神奈川県産の米「はるみ」を使用したおにぎりをみんなで楽しみました。この瞬間は、地域の恵みに感謝し、自然環境を守る意義を再認識させてくれる時間となりました。「地域のお米を食べることで、生きものを育む田んぼを守ることにつながる」という教えが参加者たちの心に響いたことでしょう。

JA全農は、このような活動が今後も全国に広がることを目指して取り組み続けていくとしています。自然との共生が重要視される現代、こうした体験を通じて次世代にその意義が引き継がれていくことが期待されます。

イベント概要


  • - イベント名:JA全農プレゼンツ2024田んぼの生きもの調査~稲刈り体験と秋の生きもの調査~
  • - 実施日:2024年10月5日(土)10時から12時30分
  • - 場所:大田公民館
  • - 主催:全国農業協同組合連合会(JA全農)
  • - 協力:生活協同組合ユーコープ
  • - 圃場協力:内藤正行氏
  • - 講師:谷川徹氏


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