頭部外傷ガイドライン第5版
2026-10-27 12:03:06

四半世紀の進化を遂げた頭部外傷ガイドライン第5版が刊行

新版『頭部外傷治療・管理のガイドライン第5版』の概要



2026年10月12日、株式会社医学書院は『頭部外傷治療・管理のガイドライン第5版』を刊行しました。このガイドラインは、日本脳神経外科学会および日本脳神経外傷学会の監修のもと、四半世紀にわたる改訂を経て、最新の医学的知見を反映した内容となっています。

ガイドラインの背景と経緯



本ガイドラインは、2000年に発刊された初版からスタートし、重症頭部外傷の診療標準化を目指してきました。医療の質の向上を目指す理念のもと、継続的に改訂を重ね、頭部外傷の診療環境は変化を遂げています。特に、救急医療や初期診療のプロセスにおける医療従事者の役割が高まっているため、ガイドラインも進化が必要とされてきました。

第4版からの進化



前回の第4版では、頭部外傷に関する診療方法を広げるために書名を変更し、軽症・中等症への対応を充実させました。今版では、更に高齢者の頭部外傷やスポーツ関連の傷害、リハビリ支援の重要性を考慮し、より包括的な改善が求められています。

第5版の新たな特徴



第5版では、全編にわたり項目(Clinical Question)が見直され、よりわかりやすく整理されています。特に、昨今の診療ニーズに応じて「慢性硬膜下血腫」や「抗血栓薬と頭部外傷」のトピックを新たに追加。また、スポーツ関連の脳震盪に関しても最新の情報が反映され、競技復帰基準についても詳しく触れられています。これにより、医療現場で直面する具体的な課題に対して、実践的なガイドを提供しています。

内容構成



ガイドラインの内容は、以下のような項目で組織されています。

1. 救急医療体制と脳神経外科医
2. 初期治療
3. 画像診断
4. ICU管理
5. 手術適応と手術方法
6. 頭蓋顔面外傷への対処
7. 小児重症頭部外傷
8. 高齢者頭部外傷
9. 軽症・中等症頭部外傷への対処
10. スポーツ関連脳振盪(SRC)
11. 後遺症への対応
12. 外傷に伴う低髄液圧症候群
13. 補遺

このように、がん治療に特化した多様な内容が盛り込まれており、ガイドラインは医療従事者にとって非常に実用的な手引きとなるでしょう。

書誌情報



このガイドラインは、A5判で344ページ、定価は3,850円(本体3,500円+税)で提供されます。ISBNは978-4-260-06661-7です。医学書院の公式サイトから詳細情報やお問い合せも可能です。

結論



頭部外傷治療・管理に関する新たな指針として位置づけられたこの第5版は、現場の医療従事者がより効果的な治療を施すための重大なツールとなることが期待されます。今後の普及と活用に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社医学書院
住所
東京都文京区本郷1-28-23
電話番号

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