日本食のグローバル化
2025-04-07 15:24:17

日本食の魅力とグローバル展開を語る中原誠の新著

日本食のグローバル化を探る



日本の食文化、特にラーメンの魅力を世界に発信している株式会社麺食。その代表取締役社長である中原誠氏は、2025年4月11日(金)に書籍『日本食GLOBALIZATION』を出版します。この書籍では、日本のご当地ラーメン「喜多方ラーメン坂内」を始めとした日本食文化の海外での展開について深く掘り下げています。

喜多方ラーメン坂内の海外進出



中原誠氏が社長に就任した後、麺食は急速に海外事業を展開。2014年にはアメリカに初の海外店舗「喜多方ラーメン坂内 コスタメサ店」をオープン。その出店は、当時の状況を考慮すると、決して容易ではありませんでした。現地にはとんこつ味のラーメン店が数多く存在し、あっさりした味が受け入れられるか疑問視されていました。

しかし、現在ではその挑戦が実を結び、麺食の海外展開は続々と成功を収めています。現在、国内外で多様な飲食業態を展開し、日本食業態も着実に進化しています。

マーケティングとブランディング



書籍『日本食GLOBALIZATION』では、海外での「日本食」に対する需要とその背後にあるマーケティング戦略についても論じています。中原氏は、古典的な感覚に依存することなく、データと戦略に基づいた「左脳経営」を提唱しています。海外市場では、日本人が想像する以上に日本食に対する需要があることを実感し、独自のマーケティング手法を通じて成功を収めた数々の事例を紹介しています。

各章では、海外で日本人発の飲食店が直面する厳しい現実や、成功を収めるための秘訣についても詳細に語られます。特に、現地企業の運営による「日本食」の位置付けに対して日本側がどのようにアプローチできるのか、具体的な事例を通じて示されています。

人材不足解消への取り組み



日本国内の外食産業は、急速な人口減少に直面しています。中原氏は、業界の人材不足を解消するための戦略も示しています。日本食の美味しさを通じて、お客様に笑顔を届けることができるという信念は、業界を担う者たちに新たなチャンスを提示します。特に、海外で活躍したいと願う人々にとって、貴重なメッセージを発信しています。

まとめ



『日本食GLOBALIZATION』は、中原誠氏の経営哲学と実践的なノウハウを惜しみなく共有しています。食を通じて世界に笑顔を届けるという理念を掲げる麺食は、今後もますます成長し続けることでしょう。日本の食文化が世界でどのように受け入れられるか、またその逆輸入型の展開がどのように行われるのか、今後の動向に注目です。

この書籍は、飲食業界の関係者のみならず、日本食に興味を持つ全ての方々に読まれるべき一冊です。ぜひ、その魅力に触れてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社麺食
住所
東京都品川区東大井2-13-8ケイヒン東大井ビル10階
電話番号
03-3298-6161

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