賃貸業界のプロが語る!住まい選びの真実とは
賃貸住宅を選ぶ際、一般的には家賃や立地条件が重視されますが、実は賃貸営業に従事するプロたちは、これらの条件だけでは判断しないようです。株式会社エイブル総合研究所が行った調査により、171人の営業社員の視点から、住まい選びに関する新たな気づきが得られました。本記事では、その興味深い結果を詳しく見ていきましょう。
プロが選ぶ!コストパフォーマンスの高い物件
調査結果によれば、営業社員たちが選ぶ「コストパフォーマンスの良い物件」は、主に2つの特徴に分かれています。まず一つ目は、「人気駅の隣駅」や「快速通過駅」に立地する物件です。これらは、家賃の差が大きいものの、実際の利便性はそれほど損なわれないため、人気を集めているのです。
そして二つ目は、「大手ハウスメーカーによるリフォームが施された築古物件」です。この物件の魅力は、遮音性、断熱性、耐震性といった基本性能に適した価格で提供されている点です。
あえて外す検索条件
次に、プロが「条件検索であえて外す項目」として挙げたのは「築年数」と「専有面積」です。これらの条件は、一見重要に思えるものの、実際にはそれだけでは物件の良し悪しを正確に判断することができません。プロたちは、管理状態や間取りといった他の要素を考慮し、総合的に判断していることが明らかになりました。
内見時に重視するポイント
内見の際、営業社員が最も重視するのは「共用部分」です。この調査では、41.5%が共用部分を重視すると回答しており、これが二位以下を大きく引き離す結果となりました。共用部分は、日々の管理状態や住民の利用状況が反映されやすく、入居後の暮らしやすさにも大きな影響を与えるため、重要な判断材料として位置づけられるようです。
調査からの学び
今回の調査からは、賃貸営業のプロたちは数字や条件にとらわれず、柔軟に物件の候補を広げていることがわかります。また、物件内見時には建物全体の状況を把握し、住環境を判断する姿勢が見受けられました。これにより、入居後のライフスタイルまで想像しながら、物件の選定を行っていると言えそうです。
「住まい選びは数字だけでは見えてこない価値がある」とプロたちが語るように、条件だけに頼るのではなく、全体を俯瞰することが求められるのです。
エイブル総合研究所について
エイブル総合研究所は、賃貸仲介業務を展開するエイブルグループに属するシンクタンクです。豊富な成約データや入居者データをもとに、さまざまな側面から住まいに関するテーマを分析し、「賃貸のことをちょっとマジメに、もっと面白く」といったコンセプトのもと、賃貸経営や住まい選びのヒントを提供しています。
エイブル総合研究所の公式サイトでは、家賃動向や制度改正についての情報も発信されています。より良い住まい選びを考える方々には、参考になるリソースとなることでしょう。