舞台『賢治島』開幕
2026-01-07 18:19:13

文学座とキャラメルボックスが贈る舞台『賢治島探検記2026』開幕間近

文学座と演劇集団キャラメルボックスの初の協働作品『賢治島探検記2026』が、いよいよ新国立劇場 小劇場で幕を開ける。宮沢賢治の名作を原案とした本作は、2002年の初演以来、観客に愛され続けてきた。演出を手掛けるのは文学座の西本由香。キャラメルボックスの成井豊が構成を担当しており、両団体の特色を巧みに融合させた作品に仕上げている。

物語は、大学のゼミ生たちが集まり、賢治の文学が生きる「賢治島」を探求する過程を描いている。教授が「賢治島はここにあります」と語るシーンから始まり、彼らは賢治の童話を舞台上で再現していく。多くの名作がセレクトされた中には『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『セロ弾きのゴーシュ』など、誰もが知っている人気作品がラインナップされている。

成井が提唱した「いつでもどこでも上演可能な芝居」というコンセプトは、まさにこの舞台にも現れている。大きなセットに頼ることなく、役者たちの演技と小道具を駆使して、観客の想像力を掻き立てるような構成が印象的だ。空間に広がるのは、賢治の美しい言葉たち。そして古典的な台詞を忠実に織り交ぜながらも、各作品がコンパクトにまとめられ、新しい視点での解釈が加えられているのが魅力だ。

キャストには、文学座の栗田桃子、石橋徹郎、萩原亮介、宝意紗友莉、渡邊真砂珠、山下瑛司、そしてキャラメルボックスの畑中智行、筒井俊作、多田直人、原田樹里、木村玲衣、石森美咲といった多才な面々が名を連ねている。彼らの演技だけでなく、音楽もこの舞台を彩る重要な要素となっている。リコーダーで演奏されるベートーヴェンの「田園」や、フライパンなどの身近なアイテムを使ったパーカッション、さらには希少な打楽器・サヌカイトで奏でられる「星めぐりの歌」など、素朴でありながら心に残る音色が物語に深みを与えている。

観客は、賢治島を探し回る教授とゼミ生との対話や上演を通じて、好きなものへの向き合い方や世界の見方を新たに考察する良い機会となるだろう。この作品は大人から子供までが楽しむことができ、様々なメッセージが込められている。

開幕にあたって、栗田は「今年の初日を迎えることができて嬉しい」と語り、キャラメルボックスの多田は「宮沢賢治の作品の持つ深さを感じ取ってほしい」とコメントしている。また、西本は「様々な個性がぶつかり合い、演じる喜びと不思議を味わっていただきたい」と述べている。

本作『賢治島探検記2026』は、2026年1月7日(水)から18日(日)まで、新国立劇場 小劇場で上演される。チケットは好評発売中で、全席指定となっている。ぜひこの機会に、観劇しに訪れてみてはいかがだろうか。新たな賢治の世界があなたを待っています。


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