食品評価ロボット
2026-06-23 09:31:53

革新的ロボットが食品のおいしさを多面的に評価する時代到来

新たな食品評価ロボットの登場



食品業界において、味や香り、食感を的確に評価することは、商品開発の成功に直結します。こうした評価をさらに客観化し、多面的に行えるロボットが登場しました。これは、株式会社SHIN-JIGENが開発を行い、2026年6月1日に名古屋で開催された「MUFG Startup Summit 2026」にて発表されました。

食品の味と食感を科学的に解析



SHIN-JIGENが開発したロボットは、岐阜大学・西津貴久教授の研究成果を基にしています。このロボットは、人間の“噛む動き”を模倣することで、食品の噛み応えや食感の変化をリアルタイムで捉えます。このシステムは、上下ストロークと回転動作を組み合わせたユニークな機構を持ち、ただ食品を押しつぶすだけではなく、微妙な食感の変化を観察できます。

例えば、サクサク感やもっちり感、口どけの良さなど、これまで人間の感覚に頼らざるを得なかった細かな部分まで分析が可能です。この機能により、開発者は品質の改善点やマーケティングに必要なデータを直接取得できるようになります。

食品開発へ寄与する新技術



このロボットは単なる食感の評価だけでなく、味や香りの変化も同時に分析する能力を備えています。リアルタイム質量分析装置が組み合わされており、食品が噛まれた際に成分がどのように変化するのか、また香りがどのように広がるのかを詳細に評価することが可能です。これにより、食品開発の工程における試作比較や品質評価のプロセスが一層効率化され、開発者にとって貴重なサポートが実現します。

特に、スナックやグミ、チョコレート、さらには機能性食品や代替食品といった、噛む過程での変化が商品価値に影響する分野においては、その真価が発揮されるでしょう。従来の方法では見逃されがちな、微細な品質差の把握が容易になるため、開発者はより良い製品を迅速に市場へ提供できるようになるのです。

OISHISA評価プラットフォームとの連携



本ロボットの登場は、東海国立大学機構・名古屋大学 未来社会創造機構の「OISHISA評価プラットフォーム」の構想とも密接に関連しています。これは、食品や食材のおいしさを定義し、データベースを構築することで、さらなる研究と開発を推進することを目的としています。

SHIN-JIGENの未来への貢献



株式会社SHIN-JIGENは、「未来実装ファーム」として、テクノロジーを用いて社会に必要な知見や技術を提供し、産業や社会の向上に寄与することを目指しています。今回開発されたロボットも、その一環として位置づけられています。今後もSHIN-JIGENは大学や研究機関との連携を深め、最新の技術を社会に実装し続けるでしょう。

新たな食品評価ロボットの進化は、食品業界における開発プロセスの革新をもたらし、私たちの食生活をさらに豊かにしていく可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
株式会社SHIN-JIGEN
住所
奈良県奈良市左京6丁目5-2
電話番号

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