基幹業務クラウドサービスが新たな連携を実現
ピー・シー・エー株式会社は、2023年10月に中小・中堅企業向けの基幹業務クラウドサービス『PCAクラウド』とリコージャパン株式会社のタレントマネジメントサービス『RICOH 人財ポータルサービス』とのAPI連携を開始しました。この連携により、企業の業務効率化やデータ管理が一層スムーズになることが期待されています。
PCAクラウドとは
『PCAクラウド』は、インターネット経由で利用できる基幹業務ソフトであり、人事給与、会計、販売管理といった業務をサポートしています。導入実績は20,000法人以上と多く、特に中小企業においてはバックオフィス業務のデジタル化を促進し、生産性を高めるためのツールとして重宝されています。さらに、他のクラウドサービスとの連携が可能で、幅広いニーズに応える数十の連携ソリューションを提供しています。
RICOH 人財ポータルサービスとは
一方、『RICOH 人財ポータルサービス』は、人事情報の管理を円滑に行うためのクラウドサービスです。資格情報データベースや評価シートなど、分散している情報を一元管理できることで、過去データも簡単に検索・参照できる環境を整えています。また、プリセットされた機能により、ログイン後すぐに利用を開始できる点は、多忙な人事担当者にとって大きなメリットです。
API連携によるメリット
新たに実現した連携では、『PCAクラウド 給与』に登録されている社員情報や組織情報をAPIを通じて『RICOH 人財ポータルサービス』に取り込むことが可能となりました。これにより、社員の入退社や組織の改編が行われた際には自動的にデータが反映され、情報の登録や更新が効率化されます。結果として、データの重複や抜け漏れを防ぐことも実現可能です。
追加料金について
このAPI連携の利用にあたっては、ご利用のサービスによって追加料金が発生する場合があります。特に『PCAクラウド on AWS』をご利用中の顧客には、追加料金は発生しません。しかし、PCAクラウドを使用しているがWeb-APIライセンスを未契約の方には、契約ユーザー数に応じた月額660円(税込)が発生します。
結論
今回の連携によって、ユーザーは業務の効率化とデータ管理の円滑化を同時に実現できるようになります。ピー・シー・エー株式会社とリコージャパンが手を組むことで、企業に新しい価値を提供することが期待されます。これからの業務改善に向けて、この新しいサービスがどのように役立つか、非常に楽しみです。
参考リンク
【会社情報】
- - 社名:ピー・シー・エー株式会社
- - 設立:1980年8月1日
- - 所在地:東京都千代田区富士見1-2-21 PCAビル
- - 代表者:佐藤 文昭
- - URL:PCA法人サイト