明治神宮野球場にキャッシュレスソリューション導入
東京都新宿区に位置する明治神宮野球場は、2025年3月14日から「POS+(ポスタス)」を導入し、飲食業務のキャッシュレス化を実現します。この進化により、売上集計がスムーズになり、様々な決済手段が利用できる環境が整います。
POS+とは何か?
POS+は、飲食店や小売りなど様々な業態に特化したクラウド型のモバイルPOSレジです。店舗運営の効率化を目指し、「ヒト・モノ・カネ・情報」を一元管理できるシステムは、業務の負担を軽減し、従業員の生産性向上を促進します。特に飲食業向けの「POS+ food」は、キッチン連携や売上管理機能を備えており、業務をシームレスにつなげることが可能です。
明治神宮野球場の導入概要
今回、神宮球場に導入されるのは、57店舗の飲食売店とスタンド用に設置される224台の持ち運び可能な決済端末です。これにより、スタンドでの仲売りも含めたキャッシュレス決済を実現し、顧客にとっても利便性が大幅に向上します。
キャッシュレス決済がもたらす利点
キャッシュレスの導入により、会計エリアの省スペース化が進み、売上情報の集計もクラウド上で実施されるため、本部の業務の効率化も期待できます。この新たなソリューションは、運営者にとっても大きな負担軽減となり、特に人材不足に悩む業界においては、業務の省人化につながる重要な一手となります。
さらなる拡張性
今回のPOS+導入は「POS 연(ポスレン)」と呼ばれる外部決済端末との連携を通じて実現しています。これにより、柔軟な決済手段が提供され、顧客のニーズに合わせたスムーズな取引が可能になります。また、POSレジと決済端末を統合した「POS in(ポスイン)」というソリューションは、将来的に他の大規模施設への展開も視野に入れているようです。
導入の背景とパーソルグループのビジョン
この取り組みは、パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」に基づいています。2030年までに「より良い『はたらく機会』を創出する」ことを目指す同グループは、テクノロジーを駆使して多様なニーズに応えることで、社会の人々がより良い労働環境を享受できることを目指しています。
まとめ
明治神宮野球場でのキャッシュレス決済の導入は、飲食業務の効率を大きく向上させるとともに、顧客にとっても利便性の高い環境を提供するものです。今後もPOS+を通じて、より多くの施設での活用が期待されます。新たな時代の幕開けとして、業界全体がどのように進化していくのか、目が離せません。