タミヤホームの地域支援活動
最近、米不足や物価高騰が問題視されています。その中で株式会社タミヤホームは、自社で生産したお米で地域の子ども食堂を支える取り組みを行っています。埼玉県所沢市に本社を構えるこの会社は、社員全員が参加する米作りを通じて、地域とのつながりを築いているのです。
社内レクリエーションとしての米作り
タミヤホームでは、年に3回、栃木県で米作りのイベントを実施しています。田植えや稲刈りといった作業を社員全員で行うことで、自然との触れ合いやチームワークを育むことが目的です。代表取締役社長の田宮明彦氏は、妻の実家の田んぼで小さな苗が成長する様子を見て、心の成長も同じであると感じています。この活動を通じて、社員同士が助け合い、自然の大切さを学ぶことができると語っています。
子ども食堂への寄付
2024年8月27日、タミヤホームは東京都千代田区にある二つの子ども食堂にお米の寄付を行いました。物価高騰が続く中、特に子どもたちへの支援が求められています。タミヤホームは地域のつながりを大切にし、必要としている人々にお米を届けました。寄付先の一つである「麺屋のろしのろし子ども食堂」と「子ども食堂ながさんのおうち」では、タミヤホームが提供したお米が次回の食事会のお弁当として利用される予定です。
米産業の現状と地域の影響
国内のお米の流通は、2024年に入ってから困難な状況を迎えています。新米の集荷価格が上昇し、物価も高騰中です。このため、子ども食堂の運営がますます厳しくなっているとのことです。田宮社長は、「子どもたちが安心して食事を摂れるよう、少しでも役立ちたい」と寄付の意義を強調しています。
社員が考える地域の未来
米作りの活動に参加した社員たちも、寄付活動を通じて地域貢献について考えるきっかけを持っています。特に、社員の高泉雄大氏は「お客様のために何ができるのかを考えるようになった」と話し、田植えで培った協力の精神を、仕事にも活かしています。
会社のビジョン
タミヤホームは今後も地域に根差した活動を続け、新たな取り組みを広げていく方針です。「会社の成長には周りの支えが必要」と語る田宮社長は、地域の人々に幸せをもたらすことで、企業として成長を目指していきたいと考えています。社員一人ひとりが地域貢献を意識し、次世代の育成にも寄与していくことが期待されています。
会社概要
- - 会社名:株式会社タミヤホーム
- - 従業員数:40名
- - 事務所:東京都千代田区永田町2-17-17
- - URL: タミヤホームホームページ
- - 代表者:田宮明彦
- - 設立:1997年6月26日
- - 事業内容:解体工事業、鋼構造物工事業、建築工事業、など
タミヤホームの米作りと寄付活動は、地域社会に温かい影響を与えており、今後のさらなる展開に期待が寄せられています。