セーフィーが「MagicPod」導入でテスト効率化を実現
株式会社MagicPodが提供するAIテスト自動化プラットフォーム、「MagicPod」がセーフィー株式会社に導入されました。この取り組みにより、セーフィーはリグレッションテストの実施工数を約20〜30%削減することに成功しました。
セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンを掲げ、日本全国及び世界のカメラ映像をクラウド化して、多くの人々がその映像を活用できるプラットフォームを目指しています。同社のサービスは、顧客が導入したカメラの映像を用いて防犯や人材教育、施工管理など、様々な意思決定をサポートしています。最近では、AIを駆使した製品開発にも注力しており、映像データを基に新たな価値を創出しています。
「MagicPod」導入前は、セーフィーの開発チームは手動でのリグレッションテストを月1回行い、その結果リリース直前に不具合を見つけることが多くありました。しかし、MagicPodの導入によってこのプロセスが大きく変わりました。小山さんと森重さんというQAエンジニアの二人は、導入の経緯や効果を詳しく語ります。
MagicPod導入の決め手
セーフィーがMagicPodを選定した理由は、いくつかのポイントに集約されます。まず、テスト実行回数に制約がなく、コストパフォーマンスが良い点は大きな魅力でした。また、ユーザーインターフェースが直感的で使いやすく、保守性の高いメンテナンス性が担保されていることも重要でした。このような利点から、導入後は毎日リグレッションテストを行い、エラーを迅速に発見する体制を確立しています。
リグレッションテストの実施状況
毎日20時から24時にかけてテストの一部が実行され、エラーを早期に特定することができるようになりました。これにより、リグレッションテストの実施工数を20〜30%削減することが可能になっています。小山さんは、「これまで見逃していたテストもカバーできるようになり、開発プロセスが大幅に改善された」と振り返ります。
成長を促す勉強会
また、MagicPodの機能をフル活用するために、勉強会も開催されたということです。特に機能が十分に理解されていないメンバーがいたため、実践形式でテストケースを作成するペアプログラミングを行いました。これによって、メンバーの知識が定着し、使い方に関する理解が深まったとのこと。
フィードバックのループ
早期にエラーが検出されることで、開発チームへのフィードバックも迅速になります。森重さんは、MagicPodのドキュメントや活発なコミュニティが特に役立っているとコメントし、同じような状況にある他のエンジニアとの情報共有が活発であることに感謝しています。こうした環境があれば、誰でも気軽に相談できるため、安心して取り組むことができるのです。
スモールスタートが可能
加えて、2週間のトライアル期間があるため、費用面でもスモールスタートが可能です。小山さんは、「興味がある方はぜひ実際に触ってみてほしい」と薦めています。
「MagicPod」は、モバイルアプリとウェブアプリの両方に対応しているため、IT業界の幅広い企業での導入が進んでいます。現在、500社以上がこのプラットフォームを利用しており、リリースサイクルの高速化を実現しています。
より詳細な情報や導入相談は、以下のリンクからご覧ください。
このように、セーフィーによるMagicPodの導入によって、テストの効率化が進み、開発全体のプロセスが改善されています。今後も新たな革新が期待されます。