妖怪画家・柳生忠平が参加するグループ展「百鬼夜行~夜市~」
香川県小豆島にある妖怪美術館の館長を務める妖怪画家・柳生忠平氏が、妖怪や妖精をモチーフに作品を制作する作家陣によるグループ展「百鬼夜行~夜市~」に参加します。
本展は、第一線で活躍する染色家、ガラス作家、木彫作家など、表現技法が異なる多彩な顔ぶれが集結。個性豊かな作品を通して、妖怪や妖精の世界観を表現します。
展覧会の概要
会期:
第一夜: 7月17日(水)~21日(日)
第二夜: 7月26日(金)~30日(火)
時間: 13:00 - 18:00 *最終日:17:00
会場: メゾンドネコ(東京都中央区京橋1-6-14 佐伯ビル2F)
電話: 03-4361-8489
ホームページ: https://www.m-neko.jp
出品作家:
赤綿
荒井良
五十嵐晃
石橋富士子
騎西屋 関口まゆみ
剱持愛子(そめもよう)
古賀友子
ゾムデッド
高橋協子
手代木チカ
まいけるからわた
町田久美子(そめもよう)
翠川祥子
宮崎成子
柳生忠平
ワタナベワークス
妖怪画家・柳生忠平について
柳生忠平氏は、小豆島生まれの妖怪画家です。1998年に宝塚造形芸術大学を卒業後、叶匠寿庵にて和菓子の販促物パッケージのデザインなどを手がけました。2005年に「絵描鬼宣言」を発表し、以来、魑魅魍魎を生み出す「妖怪製造装置」をテーマに制作活動を続けています。
東京、高松、京都などで個展を開催するほか、台湾でも個展やアートブックフェアに出展するなど、精力的に活動しています。特に、人と対話しながらその内面を描画する「妖怪似顔絵」は人気を博しています。
2018年2月には、小豆島を世界一妖怪の集まる島にすることを目的に誕生した「妖怪美術館」の館長に就任。妖怪造形作品のコンテスト「妖怪造形大賞」の審査委員も務めています。
柳生忠平氏は、妖怪たちと向き合い、その姿を描き続けることで、現代社会における妖怪の存在意義を問いかけています。
妖怪美術館について
香川県小豆島にある「妖怪美術館」は、900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館です。迷路のまちと呼ばれる土庄本町に点在する4つの古民家を、スマホガイドアプリを使ってめぐります。
妖怪の起源から現代の妖怪まで、様々な作品を展示・保管しており、「妖怪を世界へ」をスローガンに、妖怪を世界共通語にしたいと考えています。
まとめ
「百鬼夜行~夜市~」は、妖怪や妖精の世界観を様々な表現技法で表現する、個性豊かなアーティストたちの集結です。妖怪画家・柳生忠平氏の作品も展示されますので、ぜひ足を運んでみてください。