第60回情報通信審議会電波利用環境委員会の開催について

第60回情報通信審議会電波利用環境委員会の開催概要

令和6年9月17日、情報通信審議会の下部組織である電波利用環境委員会の第60回が開催されます。この会議は、主にCISPR会議に対する対処方針を検討することが議題にされており、参加者はインターネットを通じたWeb会議形式での傍聴が可能です。

開催の背景

情報通信審議会は、総務省の重要な政策決定機関として機能しており、電波に関する技術や利用方法についての評価や提言を行っています。今回の委員会では、国際的な電波利用の現状を踏まえた議論が行われ、特にCISPR（電磁両立性に関する国際標準化組織）についての対処方針が重要なテーマとなります。

議題の詳細

1. CISPR会議対処方針について
この議題では、電波利用に関する国際基準の設定や見直しの必要性について話し合われます。通信の発展とともに、新たな技術の導入が進む中で、電波の円滑な利用と干渉防止は重要な課題です。特に、社会全体に影響を与える無線通信の安定性を確保するための対策についての意見交換が期待されます。

2. その他
また、具体的な政策提言や新たな技術に関する情報提供など、その他の議題も取り上げられます。現場の専門家からの知見や意見を基に、今後の取り組みの方向性を議論する場となります。

傍聴方法について

傍聴を希望する方は、令和6年9月11日（水）までに傍聴登録フォームから申し込む必要があります。定員に達した場合には抽選が行われるため、早めの登録が勧められます。登録後、メールにてWeb傍聴の具体的な方法が案内されます。

傍聴の際には、静粛を保ち、進行を妨げないようにすることが求められます。録音・録画を行うことは基本的に禁止されており、特別な理由により許可される場合を除き、他の参加者や議論に影響を与えないよう心掛けることが大切です。