イオンとKAiGO PRiDEが共同で介護・ヘルスケアの新アイデアを募集中

イオンとKAiGO PRiDEが共同開催する新しい介護デザインアワード

イオンが提供するシニアケアサービス『MySCUE』が、一般社団法人KAiGO PRiDEと手を組み、介護・ヘルスケアの革新を促進するためのアワード「KAiGO DESIGN AWARD 2026」を共同開催します。介護の現場での新たな価値を生み出すことを目指すこの取り組みは、全国および世界中からの応募を受け付けています。応募者には新しいアイデアを提案し、介護の現場における新しい可能性を探求することが期待されています。

アワードの目的と背景

家庭や施設、地域社会での介護ニーズはますます高まっています。こうした状況において、介護やヘルスケア分野では未開拓の市場と多くの価値創造の機会が見込まれています。KAiGO DESIGN AWARD 2026では、これらのニーズに応える革新的なアイデアを評価し、実現を支援するプラットフォームを提供します。

今回のアワードでは、前回に引き続き、シニアケアを支援する『MySCUE』とKAiGO PRiDEの提携によって、ケアに対する視点を広げ、負担を価値に変えるプロジェクトとしての意義を強調しています。KAiGO PRiDEの「介護に対する誇り」と「デザインの力」を融合させることで、地域や社会全体に貢献することを目指します。

募集部門について

KAiGO DESIGN AWARD 2026では、次の4つの部門でアイデアを募集します。これにより、幅広い視点からの革新を促進します。

1. プロダクトデザイン部門: ヘルスケア及び介護関連のすぐれた工業製品を表彰します。
2. ビジネスアイデア部門: 斬新な視点からのシルバーエコノミーのビジネスアイデアを評価します。
3. クリエイティブコンテンツ部門: 高齢者介護に焦点を当てた写真コンテンツを表彰します。
4. AI部門: AI技術を用いた革新的なサービスやツールを対象としています。

これらの部門での応募は誰でも可能で、応募費用は無料です。

応募の流れとスケジュール

応募は、電子メールによる申し込みやGoogleフォームを通じて行えます。募集受付は2025年7月25日から11月14日までですが、クリエイティブコンテンツ部門の写真は2026年1月30日まで申し込むことができます。審査の結果は11月下旬に通知され、12月には地域予選が行われます。

決勝戦は2026年2月27日に東京ビッグサイトで開催され、ファイナリストが「Care Show Japan 2026」のステージで競い合います。各部門の審査やピッチコンテストも行われ、優れたアイデアやプロダクトが披露される予定です。

つなぐ情報と経験

『MySCUE』は、イオンリテールが運営するシニアケアに関するサイト及びアプリで、家庭や地域でのケアに関するさまざまな情報やサービスを提供しています。また、東京や大阪などに実店舗を構え、テーマに沿った商品の紹介やセミナーを通じて、介護やケアに関わる人々をサポートしています。

このように、KAiGO DESIGN AWARD 2026は、介護分野における新しいアイデアや挑戦を模索し、未来の介護や健康社会を再定義する場となることを目指しています。未来の介護を考えるこの機会に、ぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。