飛騨春慶ネイルの魅力
2025-06-11 15:04:28

飛騨春慶ネイルが大阪・関西万博で伝統文化を披露!

飛騨春慶ネイルが大阪・関西万博で魅せた伝統の美



令和7年5月28日、関西の地で開催された2025年日本国際博覧会、大阪・関西万博において、岐阜県高山市の飛騨春慶ネイル倶楽部が特別なステージで、その魅力を発信しました。このイベント、読売新聞社主催の「饗宴!匠が演じる日本美の世界」では、伝統工芸の新たな価値を見出す挑戦が展開されました。

飛騨春慶ネイル倶楽部のこのプロジェクトは、「工芸をもっと自由に、日常に」をテーマに、約400年の歴史を持つ飛騨春慶塗の魅力を現代に活かすことを目指しています。従来の工芸品に新たな命を吹き込むこの試みは、地域の素晴らしさを伝えると同時に、職人の技を次世代へつなげることを重視しています。

当日のステージでは、艶やかな透き漆のネイルアートを施した3パフォーマーが、観客の目を奪う舞を披露しました。このパフォーマンスは、工芸技術の新しい可能性を観る者に伝え、深い感動を呼び起こしました。また、舞台の装飾には江戸時代から受け継がれる郷土工芸品「2飛騨染」が使用され、祭衣装を想起させる豪華なセットが高山祭の華やかさを感じさせました。観客からは、「飛騨春慶を知らなかったけれど、感動した」という声や、「万博への第一歩ですね」といった祝福の言葉が飛び交い、成功を確信させる瞬間が作られました。

特に印象的だったのは、地元の20代の%カメラマン%、サウンドクリエイターモデルたちが参加し、彼らなりの表現でこのイベントを彩った点です。若い表現者たちが、それぞれの技術を駆使し“工芸を魅せる”という世界観を作り出す挑戦は、地域に新たなエネルギーをもたらしました。

この特別な機会は、ただのネイルデザインや工芸技術の垣根を超え、地域の文化をより広く伝えるものとなりました。この状況が、飛騨春慶塗やその周辺に息づく工芸文化にとって新しい歴史の1ページを開くこととなることが期待されています。高山市としても、地域の資源を活かし、若い世代が挑戦する姿勢を今後もサポートしていく方針です。

飛騨春慶ネイル倶楽部代表の想い


飛騨春慶ネイル倶楽部の代表である7村井 育恵さんは、地元の伝統工芸について強い危機感を抱いていました。彼女は、「何百年も続く伝統は自然に守られると思っていたが、実際には厳しい現実がある」と述べ、異分野の仲間と共にこのプロジェクトへとつながった背景を語りました。「万博への出演は、多くの支えによって実現した。地域を想う仲間が増えていく実感がある」と、その手応えを感じている様子です。

年齢や職業の壁を越えた活動が、彼女たちの強みであり、これからも挑戦を続ける決意を表明しています。

今後の展望


2025年5月28日に行われるこのイベントでは、現代の感性を取り入れた新しい形の飛騨春慶ネイルが、きっと多くの人々の心をつかむことでしょう。伝統工芸品の“纏う”という新たな価値を提案し、さらなる知名度向上に繋がることを願っています。

公式SNSでは彼らの取り組みや最新情報が発信されているので、ぜひフォローして、地域の未来を共に応援していきましょう!


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