カラクリのAIワークショップ
2025-10-20 12:29:07

カラクリ株式会社がハンズオンでAIエージェントの最新技術を披露したイベントの概要

カラクリがAI Conferenceでの登壇を発表



カラクリ株式会社(本社:東京都中央区)が、2025年10月30日・31日の二日間に開催される年次ユーザーカンファレンス「Fully Connected 2025 Tokyo」に登壇することを発表しました。カラクリは、特にカスタマーサポートAIにおいて豊富な実績を持ち、その技術力を多くの参加者と共有することを目指しています。

ワークショップの内容


カラクリのワークショップは、10月30日(Day 1)に行われ、AIエージェントの設計から運用までの一連のプロセスを解説します。大規模言語モデル(LLM)を活用することで、実際のカスタマーサポートにおけるこれらの技術の利活用方法を学べる機会です。特に注目すべきは、従来の応答性能評価指標に加え、「接客スタンス」や「ブランディングイメージ」といった目に見えない質をどのように定量化し、改善に繋げるかという実務的な課題に焦点を当てる点です。

ハンズオン形式での実体験


参加者は、Weights & Biases(W&B)が提供するLLM開発向けオブザーバビリティ・評価ツール「Weave」を活用し、実際の評価データセットの作成や評価指標の実装等を体験します。このハンズオン形式は、理論だけでなく具体的な技術を体感する絶好の機会となります。

ワークショップ詳細


  • - テーマ: カスタマーサポートAIの構築と改善
  • - 登壇者: カラクリ株式会社 大日方 孝輝
  • - 日時: 2025年10月30日(木)14:00〜17:00
  • - 形式: ハンズオンワークショップ(Day 1 Track 2)
  • - 参加登録: こちらからどうぞ

登壇者プロフィール


大日方孝輝氏は東京大学大学院で理学博士号を取得し、カラクリでのインターンを経て、同社にフルタイムで参画しました。彼の研究領域は機械学習、特にベイズ推論に関するもので、材料科学への応用にも取り組んでいます。カラクリでは、自然言語処理や検索エンジンを活用したPoC(概念実証)の開発に携わっており、生成AIの進化に伴って新たなプロジェクトにも関与しています。

会社のビジョンと成績


カラクリ株式会社は「Friendly Technology」をビジョンに、大規模言語モデルをカスタマーサポートに実用化することを目指しています。2018年にBERTの研究を開始し、その後GPTなど多くの研究を続けています。当社のカスタマーサポート向けAIシリーズは高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、星野リゾートといった大手企業に支持され続けています。

主な実績


  • - 2018年ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」入賞
  • - 2020年Google for Startups Acceleratorに選出
  • - 2023年AWS LLM開発支援プログラムに採択
  • - 2024年生成AI実用化促進プログラムに認定

カラクリの取り組みは、常に最先端の技術を追求し続ける姿勢が表れています。カスタマーサポートに特化したAI技術の進化に注目が集まる中、今回のワークショップは非常に貴重な学びの機会になることでしょう。


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会社情報

会社名
カラクリ株式会社
住所
東京都中央区築地2-7-3CAMEL 築地2 5F
電話番号

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