キユーピー、CDPにおける水セキュリティ分野での躍進
キユーピー株式会社が、環境情報開示の国際的な指標であるCDPから、水セキュリティ分野における最高評価「Aリスト」に選定されたことを発表しました。この評価は、企業が持つ環境に対する目標やその達成に向けた取り組みが優れたものであると認められた結果です。
持続可能な成長への道のり
キユーピーグループは、創始者の中島董一郎氏が提唱した「食を通じて社会に貢献する」という理念をもとに、社会課題の解決と持続可能な成長を目指しています。そのため、同グループでは、サステナビリティ基本方針を策定し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づいて各種課題を特定し、全社一丸となって取り組みを進めています。
水資源の大切さ
キユーピーグループが掲げる水資源の持続可能な利用の目標は、2030年度を見据えたもので、2020年度比で水使用量の10%以上削減を目指しています。2024年度には、グループ生産拠点における取り組みにより7.8%の水使用量削減を達成しました。このように、具体的な数値目標を設定し、進捗を測ることは、企業の責任として重要な活動です。
リスクに備える企業姿勢
また、キユーピーグループでは水リスクの高い拠点を特定し、それに応じた事業継続計画を策定して、万が一の事態にも備えています。この取り組みによって、持続可能な経営と環境への配慮が両立できるよう心がけています。
社会貢献に向けての邁進
CDPからの選定は、キユーピーグループが環境保全活動において確かな進展を遂げていることを示すものです。今後も企業価値の創造を追求しつつ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく所存です。
キユーピーグループに興味を持たれている方は、ぜひサステナビリティに関する詳細を公式サイトで確認してみてください。
キユーピーグループ サステナビリティサイト
CDPは、企業や自治体の環境情報を広く開示することを促進する国際的な非営利団体であり、評価は気候変動、水セキュリティ、森林の3つの主要分野におけるものです。評価はAからDまでの8段階で行われ、特にA評価はその分野におけるリーダーシップを示します。
企業が持続可能性にコミットし、行動を起こすことは、未来世代への責任でもあります。キユーピーグループは今後とも、この道を歩んでいきます。