コクヨが創出する新たな働き方「伴走型複業エージェントサービス」

コクヨが新たにスタートする複業エージェントサービス

コクヨ株式会社は2025年6月12日から新しいサービス、『伴走型複業エージェントサービス』を開始します。このサービスは、複業を希望する個人と、外部人材を求める企業をつなげることで、キャリアの多様性を広げ、新しい価値の創出を手助けするものです。

背景：変化する働き方の意識

近年、働き方改革や新しい生活様式の普及により、ビジネスパーソンのキャリアに対する意識が大きく変わっています。多くの人が「自社以外の環境で自分の力を試したい」や「新しいスキルを身につけたい」といった願望を持ち、複業に挑戦する例が増えてきました。

これは、企業にとっても同様に自主的なスキル向上や新規事業への挑戦が求められる状況です。人材不足が深刻化する中、限られたリソースで新たな価値を生み出すために、外部の知見や経験を取り入れる重要性が増しています。

今までの社内制度やプログラムでも、コクヨは複業に関する実証実験を通じて、個人と企業双方にとってのメリットを検証してきました。こうした取り組みが、『伴走型複業エージェントサービス』という新たな試みに結実したのです。

サービスの特徴：協働による新たな成長

この新サービスは、企業が抱える具体的な課題やニーズに対し、コクヨが個人と企業をつなぐ役割を果たします。企業は、個々の持つ独自の視点やノウハウにアクセスすることで、イノベーションを推進し、迅速な事業成長を実現できるのです。

個人は自身の業務経験やスキルをもとに、希望する業務を登録するだけで、コクヨが合致する案件を紹介します。また、複業期間中には、アセスメントやメンタリングが提供され、成長をサポートします。このように、個人の成長と企業のニーズの双方が満たされる仕組みです。