おくる福島民報
2020-08-21 11:00:26

故郷の時間を届ける「おくる福島民報」今年も実施

離れていても、おかえりなさい



「おくる福島民報」は、福島民報社が主催するユニークな企画で、故郷の新聞を手元に届けるプロジェクトです。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの人が帰省できない中、昨年から続くこの取り組みは、地元愛を感じさせてくれます。2020年のテーマは「離れていても、おかえりなさい」。これは、会いたい人に会えず、帰省できない福島県民に向けた暖かいメッセージです。

本企画は2018年に始まり、毎年福島県民の日である8月21日に、県外にいる県民に故郷の新聞を手紙のように届けます。折りたたまれた新聞は特別なラッピング紙で包まれて郵送され、送り手は故郷のメッセージを添えることができます。特に、包装用の紙面には福島の伝統行事やお祭りをモチーフとしたデザインが施され、活気あふれる夏の雰囲気を再現しています。これにより、距離に関係なく、心が豊かになるひとときを提供することができます。

今年は、特に「福島わらじまつり」や「郡山うねめまつり」、「東山盆踊り」といった多彩なお祭りがデザインのテーマとなっており、受け取った人々が「本来の福島」を感じられるように工夫されています。また、感染症の影響で多くの地域で実施された夏祭りが中止される中、この取り組みを通じて地域の文化を再認識する場ともなっています。

体験の場と購入の機会



福島県内で「おくる福島民報」の体験ができる場所として福島中央郵便局が設けられます。体験ができる時間は午前10時から午後3時までです。この取り組みは、福島の魅力を東京でも伝えようとする意図もあり、今年は都内のアンテナショップ「日本橋ふくしま館-MIDETTE」での購入も可能です。こちらでは、8月21日より特別な数量限定で「おくる福島民報」が入手できます。

さらに、過去3年間の「おくる福島民報」は、広告賞で多くの評価を受けました。特に、2019年には「カンヌライオンズ」での受賞も果たし、そのクリエイティビティが国内外で注目を浴びました。

まとめ



「おくる福島民報」は、故郷に思いを寄せる全ての福島県民にとって、心温まる特別な贈り物です。新型コロナウイルスの影響で帰省が難しい今だからこそ、故郷の時間を届けるこのプロジェクトはますます重要になっています。故郷を感じることができるこの取り組みが、多くの人々に愛され続けることを願っています。

会社情報

会社名
福島民報社
住所
福島県福島市太田町13-17
電話番号
024-531-4111

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