日ASEANスマートシティ連携強化!シンガポールセミナー開催報告

日ASEANスマートシティ連携強化!シンガポールセミナー開催報告



国土交通省は、日本とASEAN諸国の協力を促進する日ASEANスマートシティ・ネットワーク官民協議会(JASCA)の活動の一環として、令和6年11月7日~8日、シンガポールでスマートシティをテーマにしたセミナーとビジネスマッチングイベントを開催しました。

セミナーの目的は、ASEAN地域におけるスマートシティ開発の促進と、日本とシンガポール間の更なる連携強化です。セミナーでは、日本のスマートシティ開発における先進的な技術やノウハウを共有し、活発な意見交換が行われました。

11月7日には、参加者はシンガポール政府系企業JTCが開発した先進的なスマートシティモデル、Punggol Digital Districtを視察しました。最先端のテクノロジーが導入された街並みを目の当たりにし、参加者からは感嘆の声が上がりました。

翌8日には、国土交通省とシンガポール経済開発庁(SCE)との間で、ASEAN地域を中心に第三国におけるスマートシティ実現に向けた覚書(MoC)が締結されました。この覚書は、両国の政府機関や企業が連携して、スマートシティ開発を推進していくための重要な一歩となります。

セミナーでは、国土交通省とSCEに加え、両国の企業やスタートアップ企業がプレゼンテーションを行い、スマートシティ開発における知見を共有しました。多様な視点からの発表は、参加者にとって貴重な機会となりました。

また、ビジネスマッチングイベントでは、日本とシンガポールの企業関係者による活発な交流が行われ、今後のビジネスチャンスにつながる有益な情報交換が実現しました。

今回のセミナーは、単なる情報共有の場にとどまらず、具体的な協業関係構築に向けた重要な一歩となりました。 日本企業の技術力とシンガポールの立地や市場環境を組み合わせることで、ASEAN地域のスマートシティ開発が加速し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。

セミナー概要

日程: 令和6年11月7日(木)~8日(金)
会場: シンガポール共和国(Punggol Digital District、The GEAR KajimaLab for Global Engineering, Architecture Real Estate)
主催: 国土交通省、JASCA事務局、JTC Corporation(JTC)
参加者: 約110名(日本:国土交通省関係者、JASCA会員企業・団体、日本企業現地法人など/シンガポール:JTC、SCE、政府機関、スタートアップ企業など)
* 主な内容: 7日:Punggol Digital District視察、8日:覚書締結、セミナー、ビジネスマッチング

今後の展望

今回のセミナーでの成果を踏まえ、国土交通省は今後もJASCAと連携し、ASEAN諸国とのスマートシティ分野における協力を積極的に推進していきます。日本企業の技術力とノウハウを活かし、持続可能で安全なスマートシティを構築することで、地域社会の発展に貢献していきます。

関連リンク

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