サステナクラフトが資金調達
2022-03-08 06:00:25

サステナクラフトがESG投資ファンドによる資金調達を実施し、自然資源の保全を強化

サステナクラフトがESG投資ファンドから資金調達を実施



株式会社サステナクラフトは、ESG投資ファンド「ICJ2号ファンド」から資金調達を行ったことを発表しました。その目的は、自然資源の保全を進めるための取り組みを加速することです。

資金調達の背景


近年、気候変動に対する対策として、自然資源に基づいた解決策(NbS)が注目されています。特に2021年に開催されたCOP26で、パリ協定第6条に基づく市場メカニズムが大きな合意を得たことが影響しています。これを受けて、多くの機関が自然資源保全のためのファンドを立ち上げ、GHEの排出を抑制するための方向性も具体化しつつあります。

国際機関からの指針が与えられる中で、カーボンクレジットの利用が進む一方で、適切にその市場メカニズムが機能するためには複数の課題が残されています。サステナクラフトは、その解決策として、衛星リモートセンシング技術を用いた自然資源の炭素蓄積量のモニタリングと、因果推論技術を基にしたカーボンクレジットに関する評価技術を提供しています。

これらの技術により、カーボンクレジットの透明性を増し、環境に正の影響を持つ自然資源プロジェクトが持続可能に運営されることを目指しています。

未来の展望


サステナクラフトは、中南米や東南アジアにて、環境保全に取り組む多くのNGOや企業との連携を強化しています。今回の資金調達により、国内外での事業展開や研究開発の推進をはじめとする人材採用にも力を入れていく方針です。特にデータサイエンティストとカーボンスペシャリストの採用を強化することで、最新技術の活用を進める計画です。

代表取締役のコメント


サステナクラフトの代表取締役、服部結花氏は、「森林は単なる資源から投資対象としての重要性が増してきている」と述べ、環境保全における森林の役割が再評価されてきていることを指摘しました。特にビジネス界において、カーボンニュートラルの重要性が強調される中で、森林投資ファンドの活性化が行われているといいます。

サステナクラフトは、透明性の高い森林評価技術を活かし、自然保全活動への資金循環を実現する森林評価プラットフォームの構築を目指しています。現在、森林の二酸化炭素吸収量はアナログな方法で計測されており、これをテクノロジーによってデジタル化することで、より正確な数値を提供することが同社の目標です。

会社概要


  • - 社名:株式会社サステナクラフト(sustainacraft)
  • - 創業年月日:2021年10月1日
  • - 代表取締役:末次浩詩
  • - 所在地:東京都千代田区平河町1丁目6番15号USビル8階
  • - ウェブサイトsustainacraft.com

お問い合わせ


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会社名
株式会社sustainacraft
住所
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