Datadogとキンドリルジャパンが協業しIT運用を進化
東京に本社を置くDatadog Japan合同会社は、キンドリルジャパンと協力し、IT運用の新たな高度化を図ることを発表しました。デジタルトランスフォーメーションが進む中で、企業のIT環境は急速に変化しており、特にAI技術が日常的に使われるようになることで、システムはますます複雑化しています。両社は、これに対処すべく、共に信頼性の高いITインフラを構築し、ビジネスの変革をサポートします。
IT環境の複雑化とその背景
近年、IT環境はマルチクラウド化や分散化、さらにはAI技術の普及によって、複雑さを増しています。これに伴い、企業はシステム全体の可視化や障害予兆の検知が難しくなり、迅速な原因特定も求められるようになっています。また、増加するサイバー攻撃や新たなリスクへの対策も重要な課題です。こうした環境の中で、システムの可観測性を向上させることが企業にとっての喫緊の課題となっています。
日本市場において、ミッションクリティカルなシステムを運用している企業は多く、信頼されるパートナー企業との連携が不可欠です。このような背景から、Datadogとキンドリルジャパンの協業は、今後のIT運用において極めて重要な役割を果たすと期待されています。
協業の具体的な取り組み
新たな提携において、Datadogとキンドリルジャパンは日本市場における営業活動、技術支援、マーケティングの各分野で協力し、共通の市場開拓戦略を推進します。特に、キンドリルが提供するレジリエンシー・ソリューションとDatadogの先進的なセキュリティ機能を組み合わせ、クライアントに向けたセキュリティサービスの提供を強化します。
さらに、キンドリルジャパンは、Datadog技術者の育成を図るための新たな資格プログラムを策定する予定です。このプログラムは、技術者のスキル向上につながり、企業が直面する運用上の課題に対してより適切な解決策を提供することを目的としています。AIエージェントの活用拡大に関連する運用課題への取り組みとして、LLMオブザーバビリティを利用し、可視化や評価、監視の高度化を進めていく方針です。
期待されるビジネス価値の向上
Datadog Japanの執行役員である大場章弘氏は、以下のように述べています。「キンドリルジャパンとの協力関係は、日本の金融・保険業界を含む大手企業において、次世代のDevSecOpsを推進する上で非常に重要です。両社の強みを組み合わせることで、AIを活用した運用の高度化とビジネス価値の最大化を実現できると信じています。」
一方で、キンドリルジャパンの理事である榎木泰平氏は、次のように語っています。「当社は、ミッションクリティカルなIT運用において実績を持ち、データとAIを駆使して運用の高度化を進めています。Datadogとの提携により、可観測性とセキュリティを統合した運用が実現でき、お客様に安心・安全な運用サービスを提供できる体制を整えます。」
Datadogについて
Datadogは、AI時代のオブザーバビリティとセキュリティプラットフォームのリーディングカンパニーです。システム全体を一元的に可視化し、大規模で複雑なインフラの管理をサポートします。また、AIを駆使することで、アプリケーションからインフラ、データ、モデル、セキュリティに至るまでの問題を早期に特定し、解決への道筋を提供します。すでにFortune 500企業をはじめとする多くの顧客に信頼されており、迅速な意思決定や実行を可能にしています。
今後も、Datadogとキンドリルジャパンの提携がもたらす革新的な取り組みから、多くの企業が恩恵を受けることが期待されています。