「Rakuco」就労定着支援への対応
株式会社SOCTが手掛ける業務効率化システム「Rakuco(ラクこ)」が新しく「就労定着支援」に対応しました。これにより、「就労継続支援A型」や「就労継続支援B型」、さらには「就労移行支援」にも対応した、より幅広い障害福祉サービスの効率化を実現しています。
就労支援事業所の現状
就労支援事業所では、国民健康保険団体連合会(国保連)への請求業務をはじめ、多岐にわたる事務作業が求められています。利用者の活動記録や支援計画の管理、さらには報告書の作成など、日常的に発生する業務は多岐にわたり、それには詳細な個人情報の管理が必須です。このような事務作業は、職員にとって大きな負担となっているのが現実です。
特に、支援内容の詳細な記録や書類作成にかかる時間は、業務の圧迫要因となっており、ヒューマンエラーのリスクも増大します。その結果、本来注力すべき利用者への支援が疎かになるという課題が生じています。このような状況を改善するために、「Rakuco」が開発されました。
アップデートの内容
今回のアップデートにより、「就労定着支援」に対応することができ、対象施設の業務効率化をさらに強化しました。また、就労後の支援内容や経過を丁寧に管理できる「定着支援レポート」機能も新たに搭載。この機能によって、日々の面談記録やフォロー内容を簡単に整理・確認できるようになり、職員はより効果的に利用者の支援に従事できる環境が整います。
「Rakuco」は今後も、就労支援事業所の皆様が煩雑な事務作業から解放され、直接的な利用者支援に専念できるよう様々な機能を追加し、営業していく予定です。
Rakucoの特徴
「Rakuco」は、非常に多機能でありながら、操作が簡単です。例えば、勤怠管理機能では、日々の勤怠を記録することができ、テレワークにも対応しています。また、業務日誌の作成機能では、日ごとあるいは月ごとに業務日誌を簡単に作成でき、サマリー画面では利用状況をひと目で把握できます。さらに、個別支援計画作成機能では、分かりやすく支援計画を管理でき、請求帳票の作成もワンクリックで行えます。必要な帳票の作成や保存にも対応しており、監査対応も安心です。
現在、「Rakuco」は200以上の事業所で利用されており、その使いやすさや実用性の高さが多くの評価を得ています。
まとめ
就労支援事業所にとって、日々の業務は多忙であり、労力を要するものです。しかし、Rakucoを導入することによって、これらの業務効率を高めることができます。そして、新機能によりより多くの支援が行える環境が整備されたことは、支援を必要とする方々にとって大きな朗報です。これからも「Rakuco」は、利用者支援の質向上に貢献する製品を目指し、進化し続けるでしょう。