ひざ痛改善の鍵は筋肉にあり!
テレビ番組『健康カプセル!ゲンキの時間』によると、ひざの痛みの原因は衰えた筋肉にあるといいます。今回は、ひざ痛を改善するための方法を紹介します。
ひざ痛の原因は?
ひざの痛みは、特に「変形性ひざ関節症」によるものが多いとされます。筋肉が弱くなることで、関節にかかる負担が増し、痛みを引き起こします。このため、自身の筋力をチェックし、必要なトレーニングを行うことが重要です。
ひざ痛のタイプ別改善法
1. 階段を上る時に痛い人
- - セルフチェック:まず、階段の上り下りをしてみてください。痛みを感じる方は内側広筋が衰えている可能性があります。これは、ひざの内側に傾斜がかかるためです。
- - トレーニング法:「かかとキック」を行い、内側広筋を鍛えましょう。立った状態で、片膝を曲げてかかとをお尻に近づける動作を繰り返します。
2. 階段を下りる時に痛い人
- - セルフチェック:階段を下る際に痛みがある方は、中臀筋が関与しています。歩行時のバランスを保つためには、この筋肉の強化が重要です。
- - トレーニング法:「ゴロ寝ひざ上げ」をおすすめします。横になり、片方の膝を上げ下げする運動で、中臀筋を鍛えられます。
3. しばらく歩いた時に痛い人
- - セルフチェック:長時間の歩行後に痛みが出る場合、足の指の筋肉、いわゆる足の握力が低下している可能性があります。
- - トレーニング法:「足ゆび壁ドン」を取り入れ、足の指の力を鍛えましょう。壁に向かって立ち、指で壁を押さえる運動を行います。
変形性ひざ関節症の手術
場合によっては手術が必要になることもあります。代表的な手術としては、骨切り術や人工ひざ関節手術がありますが、それぞれにデメリットが伴います。しかし、最近では、日帰りで受けられる「末梢神経ラジオ波焼灼術」などの新しい治療法が登場し、患者の負担を軽減しています。
ひざの痛みは辛いものですが、筋肉を鍛えることで改善の道が開けます。自身の体を知り、無理のない範囲でトレーニングを行うことが大切です。さらに、定期的なセルフチェックを行うことで、痛みを予防できます。放送日には、ぜひチェックしてみてください。