学生開発スイーツ
2025-12-25 14:38:26

専門学校生が開発したスイーツが沖縄で販売される魅力の背景

沖縄の水族館で学生が手がけたスイーツ販売



2025年11月22日から12月25日の約1か月間、DMMかりゆし水族館内の「キララカフェ」で、福岡の専門学校生によって開発されたスイーツ「ノロロロールケーキ」が販売されました。この販売プロジェクトは、福岡ホテル・ウェディング&製菓調理専門学校がDMMかりゆし水族館と連携し、学生による実践的な教育の一環として実施されました。

プロジェクトの理念と目標



本プロジェクトの目的は、学生が商品開発の過程を実際に体験することで、理論だけでなく実務を学ぶことにありました。スイーツは水族館で人気のキャラクター「ノロロ」をモチーフに、見た目や味も楽しめる商品に仕上がっています。学生たちは、企画から販売サポートまでの全プロセスを担当し、「SNS映えする商品」や「観光施設ならではの商品特性」を考慮しながら取り組みました。

商品開発の過程



「ノロロロールケーキ」は、美しい見た目で子どもから大人まで楽しめる、柔らかな味のロールケーキです。製造工程は、カフェのスタッフでも簡単に再現できるように設計されており、観光施設での体験価値を意識して工夫されています。全体の開発プロセスは、学生が自らの手で進めていくことで、より深い学びへと繋がりました。

現場での気づきと学び



販売期間中、学生は実際に現地での販売に関わり、その体験から多くの感覚を得ました。特に、見せ方一つでお客様の反応が異なること、そして「商品を作る技術」と「商品を売る技術」がセパレートされていることに気づき、教室では得られない貴重な学びがあったと語ります。特にインバウンドの観光客を相手にする際の工夫は、今後の活動に大いに活かされることでしょう。

学生の声



開発に携わった松鼻百華さんは、自ら企画したスイーツが実際に市場に出る経験の価値を強調しました。その中で、原価計算やオペレーションの容易さ、保存方法にまで注意を払う必要があったと述べています。この経験は、将来的にお客様に喜ばれる商品を提供するための大切な教訓となるでしょう。

企業の報告と今後の展開



DMMかりゆし水族館の担当者は、このプロジェクトの成功以上に、学生が具体的な商品開発過程を体験することに重きを置いています。今後、このような産学連携を続けていくことで、新たな才能を育成し、学生たちにより多くの実践の場を提供していく計画です。今年度はさらにスイーツの開発を進め、地域資源を生かしたメニューの考案も見込まれています。

学校の取り組み



福岡ホテル・ウェディング&製菓調理専門学校では、過去にも様々な企業との連携を行っており、学生たちが自ら考案したメニューが商品化される実績を有しています。成功や失敗を通じた実際の経験が、今後の就職活動においても大きな武器となるでしょう。これからも学生たちにはリアルな状況を提供し、社会で活躍できる人材を育成する教育に邁進していきます。


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会社情報

会社名
学校法人滋慶学園
住所
福岡県福岡市博多区大博町4‐16
電話番号
092-262-2177

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