Tech Japanがインドからの高度人材交流を推進
Tech Japan株式会社(東京都千代田区、代表取締役:西山 直隆)は、経済産業省が策定した「グローバルサウスとの連携強化に資する共創型技術人材交流事業」に参加し、インド出身の優れたテクノロジー人材を日本企業に受け入れられるよう支援を行うことを発表しました。本事業は、経済成長が著しいインドから日本への人材の流入を促進し、IT人材が不足する日本の企業に貢献することを目的としています。
人材交流の背景
インドは現在、世界最大の人口を誇り、急速な経済成長と共に多くの若者を抱えていますが、雇用の不足が深刻な問題となっています。一方、日本はIT分野を中心に人材不足が続いており、両国間の人材交流がますます重要視されています。2024年には、額賀衆院議長がインドを訪問し、日本とインドの間で5万人以上の人材交流を目指す方針を表明しました。
このような状況を受け、経済産業省の委託事業では、日本の成長産業である半導体、AI、ITなどの分野においてインド人の技術者を受け入れることを通じて、日本の経済の持続的成長や技術革新を図ります。
Tech Japanの役割
Tech Japanは、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社(DTVS)の再委託先として、本事業に協力し様々な支援を行います。主なサポート内容は以下の通りです:
- - 日本企業向けのインド人材受け入れ準備の支援
- - 日本企業の認知を高めるための採用イベント運営(新卒・中途向け)
- - インターンシッププログラムの運営
プログラムの詳細
この事業において、Tech Japanはインドの大学生を対象にした多様なプログラムを提供します。まず、インターンシッププログラムでは、現地の大学に在籍するインド人学生や、さくらサイエンスプログラムに参加中の学生に日本企業でのインターン機会を提供し、マッチングをサポートします。
また、啓発イベントをインド国内の約9校で実施し、インド人学生の日本企業での就業への意欲を高めます。さらに、日本、インド、そして世界各地のインド人材を対象にオンライン形式での採用イベントを開催する予定です。
企業へのメリット
本事業に参加する企業は、インターンシップ受け入れに関する各種支援や、インドでの就職関連イベントへの参加機会が提供され、実施にかかる費用負担も一部補助されます。これにより、日本企業は円滑にインド人材の受け入れを行うことができます。
説明会の開催
本プログラムの詳細やイベントに関する説明会をオンラインで開催します。日付は2025年6月13日(金)、時間は16:30から17:30まで。参加希望者は、6月2日から12日までにエントリーフォームを通じて申し込みが可能です。内容としては、経済産業省によるプレゼンテーションやインド工科大学(IIT)の専門家による講演が予定されています。
Talendyプラットフォーム
Tech Japanが展開するHRプラットフォーム「Talendy」は、インド工科大学(IIT)の学生20000人以上が登録する国内最大級のデータプラットフォームです。Talendyを用いることで、企業は簡単かつ効率的に高度なインド人材へアプローチできるため、大幅な時間短縮が期待できます。
まとめ
Tech Japanは「ダイバーシティの力でデジタル化を加速させ、豊かな社会を作る」を目指し、インド人材の受け入れ支援を行うことで、日本のIT市場に新たな活力を加えていくことでしょう。このプログラムを通じて、日印間のさらなる信頼関係と交流の促進が期待されます。