ねぶた文化の発信
2016-02-24 14:00:02

青森のねぶた文化、竹浪比呂央が世界へ発信!新照明KAKERAも注目

青森の伝統文化、ねぶたを世界に紹介



青森県のねぶた師、竹浪比呂央が、独自の取り組みを通じて「ねぶた」の美を国際的に発信します。彼は、3月13日から18日にかけてドイツのフランクフルトで開催される照明国際見本市「ライト アンド ビルディング」に出展し、そこでは和紙を再利用した照明器具「KAKERA」を披露します。この照明器具は、実際に運行したねぶたから切り取った和紙を使用しており、伝統と現代の融合が感じられる魅力的な商品です。

さらに、竹浪は3月24日から26日にかけてベルギーで開催される「東北の伝統芸能が集い、未来へつなぐ祭りの夕べ」にも参加予定です。ここで彼は、ねぶた祭りの魅力や文化についての講演を行い、海外の人々に青森のねぶた文化を広めるための素晴らしい機会となります。

ねぶた文化の発信に対する竹浪の想い



竹浪比呂央は、平成元年に大型ねぶたを制作し始めて以来、後進の育成にも力を入れています。しかし、その一方で、ねぶた師になる道は経済的に厳しく、長い修行期間を経ても生活が困難な状況があります。この現実に対する危機感から、竹浪は「NEBUTA STYLE」というプロジェクトを立ち上げ、ねぶた師が生業を得られる環境を整えようとしています。このプロジェクトは、照明器具「KAKERA」の開発を通じてねぶたの価値を高め、多くの若者に希望を与え、後継者を育成するという目標があります。

照明器具「KAKERA」の特長



「KAKERA」は、ねぶたの美しさを長く記憶に留めるために製作されており、実際に運行されたねぶたから切り取った希少な和紙の端切れを再利用しています。この製品は限定数量のみ製造され、1台のねぶたから最大で300個までしか生産されません。これはねぶたのデザインの繊細さや技術の高さを考慮した結果であり、1つ1つ選定された和紙が照明器具としての価値を持ちます。

これからの展望



竹浪は今後もねぶた文化を広める活動を続け、世界中の人々にその美しさを伝えていきます。彼の取り組みが、青森の伝統文化を世界中に広める一助となのはもちろん、若い世代のねぶた師たちにとっても貴重な支援となることでしょう。青森のねぶた文化の魅力を再認識する機会として、今後の活動が期待されます。

このように伝統文化を守り、次世代へと繋ぐためのさまざまな試みが進められています。竹浪比呂央の情熱と努力によって、ねぶた文化は今後ますます広がっていくことでしょう。

会社情報

会社名
ネブタ・スタイル有限責任事業組合
住所
青森県青森市安方二丁目2-8竹浪比呂央ねぶた研究所内
電話番号
017-752-1616

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