新しい保険サービス「所得減少に備える保険」
株式会社SmartHRは、この度「SmartHR」を導入している企業の従業員及び役員を対象に「所得減少に備える保険」を提供開始すると発表しました。この保険は、内閣府や労働局での就業不能を注視し、対象企業に必要とされる保障を提供するために開発されました。また、東京海上日動火災保険のグループ会社であるTokio Marine X少額短期保険株式会社と共同で保険加入プロセスが整備されています。
この保険の背景には、生命保険文化センターの調査結果があります。それによれば、過去5年間に入院などで収入が得られなかった人は約17.4%にのぼり、その平均的な逸失収入は30.2万円にもなります。しかし、実際に仕事ができない状況に備えて保険に加入している人の割合はわずか5.3%という現状も示されています。このような事態に備えるための情報が十分に共有されていないことが、加入率の低さの要因とされています。
シンプルで利用しやすい商品設計
新たに導入された「所得減少に備える保険」は、身体的な病気やケガによって仕事ができなくなった場合に、契約時に選択した日額に応じて補償を受けられます。具体的には、利用者は次のようなプランから自分に合ったものを選べます:
- - 日額1000円×365日限度
- - 日額2000円×180日限度
- - 日額4000円×90日限度
- - 日額10,000円×30日限度
この保険は、基本的に企業が従業員を雇用する際に必ず押さえておきたい内容に絞り込まれており、そのためシンプルで手頃な保険料が実現されています。加えて、手続きは全てオンラインで完結するため、時間や場所に縛られることなく、迅速に加入手続きを行うことが可能です。週末や夜間の利用にも便利です。
クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理のクラウドソフトとして高いシェアを誇り、企業の人材管理の効率化を進めるための多様な機能を提供しています。これにより、企業はペーパーレス化やデータの蓄積、人事評価、人材開発、勤怠管理などを円滑に行うことができます。このサービスは6年連続でシェアNo.1を獲得しており、今後も企業の生産性向上に寄与することが期待されています。
保険加入の流れと金額
保険の申込方法は専用ウェブサイトから24時間いつでも申し込むことができ、保険料は月額約330円からを予定していますが、具体的な金額は補償内容や年齢によって異なるため、詳細は公式サイトで確認する必要があります。お支払いはクレジットカード払いに対応しており、非常に利便性の高い商品です。
この新しい保険は、特に就業不能時の安心を提供することを意図しており、今後、更なるニーズに応えるための意思決定を助けることが期待されます。
最後に
「SmartHR」のクラウド人事労務ソフトは、企業における業務の効率化と生産性向上を支援し、すべての人々がより働きやすい環境を作る手助けをしています。新たに提供開始された「所得減少に備える保険」は、この目標をさらに強化するものです。詳細な情報や加入手続きについては、専用のウェブサイトを訪れて確認してください。