小田急百貨店の新たなO2Oサービス「ontoff」に注目！バレンタインキャンペーンも同時スタート

小田急百貨店新宿店で始まるO2Oサービス「ontoff」

新宿の小田急百貨店で、来店促進を目指すO2O（Online to Offline）サービス「ontoff」が、バレンタインキャンペーンとともにスタートします。この新たなサービスは、ユーザーのオンラインとオフラインの動きを可視化し、どの宣伝メディアが来店に効果を持つかを測定できるものです。

リンケイジアが目指すもの

リンケイジアは、百貨店や生協などの小売業者に対して、長年にわたり裏方としてサポートをしてきました。特に2011年以降、ソーシャルメディアとスマートデバイスの普及を受けて、各種プラットフォームの運用支援に注力してきました。しかし今、リアル店舗でのショールーミング化といった課題が顕在化する中、オフラインでの来店効果を可視化する必要性を感じ、「ontoff」の開発に至りました。

小田急百貨店の戦略

小田急百貨店は2011年からSNS戦略を展開中であり、これまで自社のプロモーションやファン獲得に成功しています。次なる目標は、来店効果を可視化すること。そのために「ontoff」を導入することを決定しました。このサービスを通して、顧客が来店を促されるような施策を展開する予定です。

「ontoff」の基本機能

「ontoff」の特徴は、オンラインでのプロモーション活動が実際の店舗訪問にどのように影響を与えるのかを、具体的なデータとして把握できる点にあります。これはウェブサイトのアクセス分析を行うように、詳しく店舗訪問者の動きをトラッキングすることで、さまざまなメディアの来店効果を一元的に評価可能です。

利用方法とメリット

「ontoff」を利用するのは簡単です。専用のリンクから会員登録を行い、Facebook認証で手軽に登録ができます。また、会員登録後にはQRコードが発行され、このQRを店舗で読み取ることでクーポンを取得できます。これにより、幅広い年齢層の顧客が簡単にアプローチできるようになっています。

さらに、QRコードはオンライン媒体だけでなく、チラシやポスターといったオフライン媒体でも利用可能です。これにより、多様な媒体でのプロモーションが現実になります。

データ管理と分析の流れ

取得された属性データはASPにて管理され、クライアントと双方でアクセスが可能になります。これにより、効果測定や問題解決がスムーズに行えるようになっています。また、月次のレポートも自動生成され、マーケティング分析が容易になります。

バレンタインキャンペーンの詳細

「ontoff」のサービス開始に伴い、小田急百貨店新宿店ではバレンタインキャンペーンが展開されます。キャンペーンは、Facebookを通じたQRコードを取得し、来店時にそのQRコードを専用端末にかざすことで、先着500名様に特別クーポンが配布されます。このクーポンには、チョコレートのプチギフトや、会場内のソフトクリームが200円オフになるチケットも含まれています。

さらには、抽選で20名様には「カフェ・トロワグロ」のランチ券も当たるチャンスがあります。ぜひ、バレンタインのお買い物を楽しむついでに新しいO2Oサービスを体験してみてはいかがでしょうか。