ハースト婦人画報社とまちのミライが協定締結
2024年8月9日、株式会社まちのミライ(札幌市)と株式会社ハースト婦人画報社(東京都港区)は、まちづくり推進パートナーシップ協定を締結し、今後の地域活性化に向けた協力体制を構築することとなりました。この協定は、ウェルネス、共生、活性化の三つのテーマに基づき、双方のノウハウを結集することを目指しています。
目的と連携事項
協定の目的は「より良い北海道の未来を実現すること」。具体的には、以下の四つの連携事項を掲げています。
1.
プロジェクト推進に関わるクリエイティブサポート
2.
スポーツやウェルネスを推進するイベント、その他コンテンツの創出
3.
国内外向けの情報発信
4.
その他目的に資する事業
これらの取り組みを通じて、両社は地域の課題解決に向けて実効性のある方法を模索していく方針です。
お互いの期待
この協定に関して、ハースト婦人画報社の編集局長佐藤俊紀氏は、パートナーシップ締結を「大変嬉しく思います」とコメントしています。彼は、スポーツやデジタルなど多岐にわたる力を結集し、「あらゆるシナジーで北海道の未来を切り拓くビジョン」に賛同し、協業の意義を強調しました。
一方、まちのミライの取締役副社長菅井研氏も、ハースト婦人画報社のクリエイティブ力が地域の活性化に貢献するとの確信を持っており、「次世代に誇れるまちづくりを進め、新たな価値を提供していきます」と述べています。
ハースト婦人画報社について
ハースト婦人画報社は、アメリカを本社とするハーストの一員で、世界中でメディア事業を展開しています。日本国内でも、創刊から115年を超える『婦人画報』をはじめとした多くの雑誌やデジタルメディアを運営しています。こうした活動を通じて、ファッションやライフスタイルに関する情報提供に注力しています。
また、同社はEコマースやブランドマーケティング支援サービス等を展開しながら、環境への配慮を忘れず、ISO14001を取得するなど持続可能な経営も実践しています。
未来への展望
この新たなパートナーシップは、北海道の地域活性化だけでなく、両社にとっても新しい価値の創造につながると期待されています。ハースト婦人画報社とまちのミライが手を取り合うことで、地域社会のウェルネスや文化の向上が実現することを願っています。彼らの活動が、他の地域にも良い影響を与えることを期待したいところです。