飲食店向け新サービス「AI副店長」と「fondesk IVR」の連携
株式会社イデア・レコードが提供する飲食店向けのAI電話自動応対サービス「AI副店長」と、株式会社うるるが展開する「fondesk IVR」との業務連携が始まりました。これにより、飲食店の電話業務がスマートに自動化され、業界全体の生産性向上が期待されています。
イデア・レコードのビジョン
イデア・レコードは、飲食店特化型のBPaaS企業として、飲食業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しています。コールセンター業務から、オウンドメディアの運営、さらにはマーケティング支援まで幅広くサービスを展開し、業務の効率化と売上向上を目指しています。
「fondesk IVR」とは
「fondesk IVR」は、オペレーターによる有人受付の「fondesk」の特長を活かしつつ自動音声応答に特化したサービスです。どのような電話業務でも簡単に設定でき、電話対応を効率化します。月額2980円(税別)で利用でき、初期費用やオプション料金は不要です。
AI副店長の機能
「AI副店長」は、主に飲食店における予約、要望、問い合わせの電話を代行しています。新規予約の場合には、希望日時を伺い、予約情報を確認して即座に予約を取得します。また、その他の問い合わせも要件をヒアリングした上で、SMSの送信や店舗への転送を行います。
さらに、このサービスは「お席トットくん」と連携しており、店舗の空席情報をリアルタイムで同期。これにより、ダブルブッキングのリスクを減少させ、安心して予約を受け付けることができます。飲食店は、このシステムによって電話応対にかける時間を削減し、調理や接客業務に専念できる環境が整います。
業務連携のメリット
イデア・レコードとうるるの共同作業による業務連携は、特に予約電話以外の問い合わせにも柔軟に対応できるようにし、電話の取り逃しを防ぎます。これにより、顧客が電話をかけた際にスムーズに応対され、顧客満足度が向上することが期待されています。実際に、電話応対の負担が軽減されたことで、飲食店のスタッフのストレスも緩和されています。
飲食店が抱える人手不足の問題は深刻です。コロナ禍以降、多くの店舗がスタッフの確保に苦しんでいますが、AI技術を活用したこの連携は、飲食業界における新たな解決策となるでしょう。
未来へ向けて
イデア・レコードは、お客様のニーズに応じた機能のアップデートや新サービスの開発に努めています。今後も、飲食店が抱える業務の効率化を一層進めていく予定であり、飲食業界全体の発展に寄与することを目指します。顧客が求めるサービスに柔軟に応えることで、さらなる顧客満足度の向上を狙い、飲食店オーナーが本業に集中できる環境作りを保障します。
この連携が、従来の飲食業界に革命をもたらし、未来の店舗運営を大きく変えることになるでしょう。飲食インフラのデジタルシフトを支える両社の今後の活動に、ますます注目が集まります。