多摩の住んでよし戦略
2023-10-07 13:16:05
多摩の魅力再発見!「住んでよし」を実現する地域活性化戦略
多摩の魅力再発見!「住んでよし」を実現する地域活性化戦略
東京都が主催するセミナー「株式会社さとゆめ 嶋田社長と語る、多摩の『住んでよし』」が2023年10月29日(日)に開催されました。本セミナーでは、地域資源を活かした商品開発や事業展開で注目を集める株式会社さとゆめの嶋田俊平社長を筆頭に、おくたま地域振興財団の白田武司氏、そして「東京山側」を提唱する宮入正陽氏ら豪華ゲスト陣が、多摩地域の移住促進と地域活性化について熱い議論を交わしました。
株式会社さとゆめ:地域と共にある企業
嶋田社長は、環境系シンクタンク勤務を経て2013年に株式会社さとゆめを設立。地域に寄り添った事業プロデュースやコンサルティングを展開しており、2019年には山梨県小菅村に分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」を開業するなど、その実績は目覚ましいものがあります。セミナーでは、同社の移住定住に関する取り組みについて詳細な説明があり、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。地域貢献と事業の両立という難しい課題に果敢に挑戦する姿勢は、多くの参加者に強い印象を与えたようです。
多摩の「住んでよし」を語るトークセッション
セミナーの中核を担ったのが、嶋田社長を交えたトークセッションです。白田氏からは奥多摩町の魅力、特に森林セラピー事業の取り組みや自然環境の豊かさについて力強いメッセージが発信されました。一方、宮入氏は、あきる野市への移住経験を踏まえ、「東京山側」という新たな視点から、西多摩地域の再ブランディングの可能性や課題を提起。3人の異なる視点が交錯する中で、多摩地域が持つ潜在的な魅力と、その活性化に向けた具体的な戦略が浮き彫りになりました。
参加者からの活発な質疑応答
質疑応答のセッションでは、参加者から多くの質問が飛び交いました。移住促進に向けた具体的な施策や、地域課題の解決策、さらには多摩地域における今後の可能性など、多岐にわたる質問に、3人のゲストは丁寧に回答。その熱意のこもった回答は、参加者の心に深く響いたのではないでしょうか。
まとめ:多摩地域の魅力と可能性
セミナーを通して、参加者は多摩地域が持つ豊かな自然環境や、そこに暮らす人々の温かさ、そして地域活性化に向けた様々な取り組みを改めて認識しました。単なる観光地としての魅力にとどまらず、子育て環境や生活の利便性、さらには地域住民同士の繋がりといった、「住んでよし」と言える魅力が数多く存在することが再確認された時間となりました。
本セミナーは、移住を検討している人だけでなく、地域活性化に関わる自治体職員や企業関係者にとっても、多くの示唆に富む内容であったと言えるでしょう。株式会社さとゆめをはじめとした関係各社の今後の活動に期待が高まります。
セミナー概要
日時: 2023年10月29日(日) 15:00~16:30
会場: me:rise 立川 3F Conference Room room B (東京都立川市)
オンライン参加: Zoom
主催: 東京都
ゲストプロフィール
嶋田俊平氏: 株式会社さとゆめ 代表取締役
白田武司氏: 一般社団法人 おくたま地域振興財団
* 宮入正陽氏: 一般社団法人 フォースウェルネス 代表理事
会社情報
- 会社名
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東京都
- 住所
- 東京都新宿区西新宿2-8-1
- 電話番号
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