Forcesteed Robotics、Plug and Play Japanの新しいアクセラレータープログラムに採択
株式会社Forcesteed Roboticsが、Plug and Play Japan株式会社が実施する「Winter 2025 Batch」のアクセラレータープログラムに採択されました。このプログラムは、2025年12月から2026年3月までの間に開催されるもので、国内外のスタートアップと大手企業とのつながりを強化し、事業成長とオープンイノベーションを促進することを目的としています。
Forcesteed RoboticsはMobility分野での活動が評価され、今回のプログラムに参加します。プログラムを通じて同社は、国内外での協業機会を探りながら、自社独自の技術、人工意識FSR-ACを用いて、顧客のニーズに応えるソリューションを開発していく予定です。
Forcesteed Roboticsのビジョンと取り組み
Forcesteed Roboticsの目指すところは、人間と機械が共存する未来の創造です。「世の中の駆動系に人工意識FSR-AC(Artificial Consciousness)を統合し、機械と人が共協力して新たな価値を生み出す」というミッションのもと、同社はAI、画像認識、ロボティクスの研究開発を進めています。現在、12社を超えるパートナー企業と連携し、次世代ロボット技術の実用化に向けた取り組みを強化しています。
同社の人工意識FSR-ACは、リアルワールドでのAIエージェントを基盤として、ロボットが環境を理解し、文脈や目的、感情、好奇心に基づいて行動を選択できる仕組みを提供します。この技術により、従来型の使い捨てロボットから脱却し、共に学び、成長するAI統合型ロボティクスが実現します。
「好奇心」を持つAIの創出
Forcesteed Roboticsが提唱する「好奇心(System4)」のアーキテクチャは、AIが自ら学び、成長し続けるための基盤を提供します。この「フィジカルAIプラットフォーム」は、ユーザーとのインタラクションを通じて進化し、より高いレベルの柔軟性や協調性を持つロボットの開発に寄与します。過去にはアシモフの3原則に基づく自律学習アーキテクチャ「System4」の発表も行われており、さらなる技術革新が期待されています。
Plug and Play Japanからの評価
Plug and Play Japanの支援担当者は、Forcesteed Robotics社の技術力の高さに加え、労働力不足や生産性向上に資するロボット技術の開発に期待を寄せています。プログラムを通じて、CEOの大澤氏を中心にした優れたAI人材が集まり、新たなビジネスの成長を実現するプロジェクトが生まれることを目指します。
プログラムの全体像
Plug and Play Japanのアクセラレータープログラムは、大手企業とスタートアップのコラボレーションを促進するための場です。これにより、両者は新しいアイデアや技術の発展を加速させることができます。このプログラムは、1,000社を超えるスタートアップを支援してきた実績があり、Plug and Playのグローバルネットワークを活用して様々な機会を提供していきます。
企業情報
Forcesteed Robotics社は、東京都江東区に本社を置き、AIとロボティクス技術の産業応用を進めています。Plug and Play Japanは、シリコンバレー発のイノベーションプラットフォームとして、日本におけるスタートアップ育成に寄与しています。今後の両社の動きから目が離せません。